1966 博物館黎明期と蚕病教育(前編)

 ちょうどお蚕さんを育てていて、病気のことが気になったので、そういえば…と2016年12月に初めて東京農工大学科学博物館へ行ったときの記事を旧ブログから移転しました。

参考品陳列場 (旧ブログ 2017-01-26 更新)

小金井にある東京農工大学科学博物館は、かつての農商務省蚕病試験場内に設置された「参考品陳列場」が起源ということもあり、蚕糸、養蚕に関する資料が充実しています。

そしてこのたび(2025年注:2016年のことです)、創基(創立ではなく「創基」というところがかっこいい)130周年ということで企画展「収蔵品展―博物館黎明期と蚕病教育」が開かれています。(2025年注:ました。もちろん現在はやっていません。が、展示物のいくつかは2階の常設展でなら現在でも見ることができます)

博物館に残る 蚕病教育資料

掛図

博物館の始まり 参考品陳列場

農商務省蚕病試験場

農商務省蚕病試験場の参考品陳列場は、その後蚕業講習所の標本室となりました。

大正期の生糸標本

枠製採取法を用いた種紙。6のはずのところが10になっているのはなんでだろう?何らかの意味があるのだろうけど…

微粒子病の生活環掛図

微粒子病の生活環ロウ製模型

博物館に残る 蚕病教育資料

掛図

蚕病教育資料 (旧ブログ 2017-01-27 更新)

博物館に残る 蚕病教育資料

掛図

蚕病模型(23種)
23種の病気にかかった蚕の模型。
このとき撮った写真がまさか8年後に役立つとは…

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