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0494 【化学変化06】化学変化における酸化と還元1 木片の燃焼とスチールウールの燃焼

木を燃やすと、質量はどうなるでしょうか。
天秤の上で木を燃やしてみましょう。

減りました。

では、スチールウールを燃やすと、質量はどうなるでしょうか。

あれあれ?わずかですが質量が増えましたね。

同じ「ものを燃やす」のでも、質量が減ったりふえたり。この違いは何でしょうか。
そもそも、燃えるってどういうこと?

ちなみに、スチールウールというのは「鉄」です。中学生の中にはたまに「スチール」が鉄とは別の金属か何かと思っている人が少なからずいる可能性をここで指摘しておきます。「酸化スチールウール」なんてテストで書いてきた人も何人か見ました…。こういう勘違いはできるだけ早く先生が拾ってあげましょう。

課題:物が燃えると、どのような変化がおこるだろうか。

ということで何かを燃やしてみよう。さっき燃やしたスチールウールがあるので、それで実験しよう。
鉄を燃やしたいといっても鉄板だと燃えないし。

「物が燃えると、どのような変化がおこるだろうか」だから、燃やす前と後での変化を比べればいいね。
では、鉄の燃やす前と後での変化を比べてみよう。
鉄を燃やすと、鉄でない物質になるのだろうか。それとも鉄のままだろうか。
それには鉄の性質を調べればよいね。調べやすい鉄の性質といえば…
金属光沢、電気を通す、磁石につく、塩酸に溶けるなんかがあるね。あとスチールウールは手触りも調べておこう。
これを燃やした後と比べてみるといい。

それから、小学校では物が燃えるといえば空気中の酸素が使われていた。
酸素が使われるかどうかを調べてみよう。

そして、燃えることで、質量がどうなるかまた調べてみよう。

ざっくりと構想は練ったので、次回実験してみよう。

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