0657 さくらの里・地学編

さくらの里は桜編を紹介しましたが、伊豆半島ジオパークの一部でもあり、地学的に貴重なものがあります。

大室山スコリアラフト
 大室山火山は、大量のスコリア(多孔質の黒い火山噴出物)を噴出した後に溶岩流を流したため、スコリアを溶岩流が包み込み、溶岩流に乗って筏(ラフト)のように流れ下った「スコリアラフト」が溶岩平野の周辺でいくつか見られます。

穂積忠( 1901-1954 歌人) の歌碑のようです。

穴ノ原溶岩洞穴(溶岩トンネル)
約3,700年前に大室山が噴火→地下に空洞を残したまま地表の溶岩が固結→地表部分が陥没→溶岩洞穴ができた。ということらしいですが、かつて、大蛇がここにお住まいで、将軍源頼家が和田平太胤長にその大蛇を退治させたとかいう話があります。

巡検

Posted by rikaniga