理科室の古い教材群の中で、ずっと気にはなっていたのですが、きちんと扱おうとすると結構時間がかかりそうだなと思ってずっとブログ化が手つかずだったのが、この液浸標本。これも古いもので中のホルマリン?は蒸発して水面が下がっているし、固定していたはずのものが取れていたり、コンディションもあまりいいものではありません。廊下の戸棚に飾っていると、興味をもってじっくり観察する人を
はいますが、一方でこれを授業で見せようもんなら、苦手な生徒の叫び声で阿鼻叫喚になることうけあいです。もうだいぶ理科室の財産は紹介したので、いよいよ液浸標本いってみます。動物の解剖が苦手な人はご注意ください。
鼠解剖色素注射
鼠解剖色素注射
ラベルを見ると上野科学社の制作です。
この前歯が可愛いと思わんかね。…思わないですか、そうですか。
膵臓だけラベルが確認できました。
軟体動物
軟体動物の液浸標本
ヒサラガイ と 何だろう?
詐称。お前ホタルイカだろ!
きょく皮動物
続いて棘皮動物の液浸標本。固定していたのが落ちちゃったようです。
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