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0639 【2023蚕観察日記・シルク博物館ルート07】まぶしマンション

6月25日
 ここんところ、糞も変わってきた。以前は、もっと黒くて硬かったのに、緑色で、ピンセットでつまむと崩れやすい。熟蚕になるにつれて、消化・吸収能力が衰えてきたのだろうか。


さすがに糞だけで終わらせるわけにはいかないので、繭を作るお蚕さんを。

6月26日
 厚紙でまぶしを作ると切るのが大変なので、まぶしの部屋も大きくなってしまい、一部屋に2つのお蚕さんが仲良く繭を作ったりするので、厚紙よりは薄い工作用紙で新しいまぶしを作ることにしました。
 実はお蚕さんが過ごしていたトレイの端っこで繭づくりを始めたお蚕さんがいたので、それに合わせてまぶしマンションにしよう、と思い立ったのです。繭がどこにあるかわかりますか

角部屋の101号室にお住いの繭さん。

熟蚕もでてきたとはいえ、まだ熟していない方も半分以上います。

それから5時間くらいしたら、他にも繭を作りはじめたお蚕さんが出てきたぞ!

6月27日
1階から4回にいらした昨日の方々はほぼ繭になりました…(例外もいますが)さらに、5階、6回中心に入居者が続々増えています。※何階という表現は座標的な意味だけで、トレイやまぶしを立てているわけではありません。

それから厚紙まぶしでできた繭と、農工大ルートで成虫が出てこずじまいの赤と黄色の繭。
100個以上の繭をすべて成虫にするわけにもいかないので、感謝の気持ちを込めて、乾燥させます。

6月28日
繭が6階の部屋にまで到達しました。

住人の皆さんを見てみましょう

一方、熟せず、入居待ちの皆さん。ちなみに1日糞の掃除をしないとこうなります。それだけたくさんの桑を食べていることが分かると思います。

お蚕さんは7cmくらいに成長している中、1頭だけ2cmにしかなっていない、小さいお蚕さんがいます。

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