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0642 ろ紙の表裏

某MLにて、大変お世話になっている先生からのご質問。

ろ過の操作で生徒がろ紙の片方が滑らかで反対はざらざらしている。
どちらを内側にしますかと質問していました。
私も今まで気づかなかったのですが、さわってみるとそうなっています。
どう使い分けするのかご存知の方教えてください。

これは答えなくちゃ。

ろ紙でおなじみのadvantecのサイトに詳しくのっていました(現在はリンク切れ)。

アドバンテック東洋 定性濾紙 №1 φ185mm 100枚 00011185

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包装製品のラベル側(箱包装品は蓋側)が濾紙のおもて面になります。濾紙のおもて面が1次側(濾過前の流体と接する側)になるようにセットしてください。反対(濾紙のうら面を1次側とする)にセットすると、濾過寿命が短くなることがあります。

だそうです。ざらざら(目が粗い)がおもて面、つるつる(目が細かい)がうら面ですから、
ざらざらを内側に持ってくるのが正解ですね。そうすることで、先に大きめの粒子を目の粗い表面付近で止め、でもってそこをすり抜けた小さい粒子を裏側近くの細かい面で止めるというわけです。逆にすると、目詰まりを起こしてしまいます。

ここで一句。

白い濾紙 逆から読んでも しろいろし

失礼しました~。

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