0643 【2023蚕観察日記・農工大ルート9】そして誰もいなくなった
6月30日
赤目ちゃん、とうとう動かず…。残る2頭は刺激を与えればわずかに動くけど…残り少ないエネルギーをできるだけ温存しているかのよう。
と思ったら、1頭がなんかもぞもぞ動こうとしている。本当は羽をブーンとしたかったんじゃないかなという気もするのだけど。そうだとすると切ない。
夜、あ、ブーンと動かしてる!
7月1日(6月30日深夜)
7月1日というより6月30日の深夜、2頭の成虫がそれぞれ羽を動かしている。まるで最後の交信みたいに。
サ・ヨ・ナ・ラ
7月1日夕方
1頭が死亡。ラスト1頭の成虫。アガサクリスティの名作「そして誰もいなくなった」では最後の1人は一人になってしまって自ら首を吊ってしまいましたが、
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このお蚕さんは1頭になってもけなげに生きています。
壁にはいつくばって
7月2日
最後の1頭も力尽きました。そして誰もいなくなった…
わけではなく、後にはたくさんの、たくさんの卵が残されましたとさ。
…これ、いつ孵化するんだろう。変なタイミングで孵化されると桑の葉の準備が間に合わないんだが(汗 それ以上に、孵化したのに気づなかったりした日にゃ…
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