理科の実験でよく使うゴム栓。これにガラス管や温度計を通すために穴が開いているものがあります。では、どうやってゴム栓に穴を開けるのでしょう。
こんな道具があります。
スピードコルクボーラーとスピードホールダー。赤い箱です。
まずはスピードコルクボーラーに注目
箱の中身はというと…
重なっているのでバラしてみます。
細いのから太いのまで、12本の中から開けたい穴の大きさに応じて選びます。
先端はぎざぎざになっています。
では「スピードホールダー」の箱も開けてみましょう。
なんか、いろいろ入ってます。
ホルダー本体。間にゴム栓をはさみます。
上から穴を開けるハンドル。コルクボーラーをはさみ、回しやすいようにします。
ホルダ上部には、コルクボーラーが垂直に進むように、コルクボーラーの太さに合わせたプラスチックでできた部品をのせます。
あとはコルクボーラーを上から回しながら差し込んで、ゴム栓の中を貫通させます。
コルクボーラーの先端がギザギザなのは、ゴム栓に切り込みやすくするためですね。
ところで、こちらは貫通後のホルダーを下から見たものです。コルクボーラーが顔を出していますが、コルクボーラーの「つつ」の中にはゴム栓の穴の部分がおさまったままです。こいつはそのままにしておくのも気持ちが悪い。
そこで、コルクボーラーの箱の中に入っていた、いちばん細い、穴の開いていない棒を差し込んでゴムを押し出します。
ホルダーから穴の開いたゴム栓を取り出します。
コメント