2235 昭和の日本人とフロンティア―南極・深海・宇宙への挑戦―

国立公文書館の昭和100年記念特別展 「昭和の日本人とフロンティア―南極・深海・宇宙への挑戦―」。戦後の混乱期から、南極、海洋、宇宙というフロンティアへ向かった軌跡を公文書で振り返ってみます。

まずは昭和改元の詔。そういえば平成や令和はそのときの内閣官房長官としてそれぞれ小渕さんに菅さんが新元号を書いた色紙?を掲げていたけど、昭和はやってなかったのかな。

潜水艦の開発ということで機構説明書・兵科之部・伊号第十四潜水艦なんですが、

注目したいのは本に挟まれた大量のタグ。デジタルアーカイブでは気づかないのでは?

南極観測

白瀬矗請願飛行機ニ依ル南極探検ニ要スル費用ノ下賜ヲ請フノ件
日本人初の南極に到着した白瀬矗が、今度は飛行機で行きたいので経費をちょうだいいう趣旨の請願書。大正10年。

南極向け放送について
NHKは昭和31年2~3月に南極観測隊向けにラジオ放送を行いました。ゼロゼロワンダフルな国際電信電話株式会社(KDD)の協力を経て情報提供や家族の声などを送る慰問の役割もあったそうです。南極観測隊にならないと聞けないある意味レアな放送。


深海調査

潜水調査船「しんかい」の銚子沖特別調査について
「しんかい」は1970年から海上保安庁で運営されて、各種調査を行っていましたが、銚子沖ではかつてGHQの指示で戦争時に使っていた悪名高き化学兵器「イペリット」の缶を海洋投棄していたために漁船がうっかり引き揚げてしまい被災してしまった、ということで特別調査を行いました。というか、よりによってあのマスタードガスかよ…と思いましたが、この調査ではイペリット缶や爆弾は見つからなかったということです。

海洋科学技術センター法・御署名原本・昭和四十六年・第四巻・法律第六三号
御署名原本。御名御璽が有無を言わせません…。

宇宙開発

ロケット発射実験について(電文報告)
ロケット発射成功の電報。

佐藤榮作日記22
アポロ月面着陸時の日記。
「その後公邸でテレビに見入り一切の仕事を取りやめ…」
総理大臣が仕事をやめてしまうくらいの人類の大イベント感が半端ないです。

 やっぱり冒険とかフロンティアとかワクワクするよね。今でこそ川■博探検隊みたいにネタにされることもあるけど、昭和の時代にはそこに夢とか憧れとかがあったんじゃないかと。
 そうそう、15分くらいの動画もありましたが、そちらを先に視聴してから展示を見た方がそれぞれの文書の意義というか重みをよく感じられると思います。

5月24日まで。金曜日は夜8時までやっているのもポイント高し。

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