日本における「高さ(標高)」を決めるための基準となる点、それが日本水準原点。
ここを基準として、「この場所は水準原点より何m高いから標高●mだ」とか日本各地の標高を決めていくので、もし、ここをいたずらしてズラしたりしたら、日本中の標高が変わってしまいます。
なので当然、おいそれとそこら辺に適当におけるものじゃない。大切にしまっていて、一般人が見ることは到底かないません。ちなみにこの建物(標庫)は重要文化財ということで、納得しかありません。
ところが、「測量の日」を記念して、国土地理院の粋な計らいで、毎年5月下旬の水曜日に、水準原点を一般公開しているのです!これはチャンス…!ざわ…ざわ…
で、一度見てみたいと思っていたのですが、5月下旬の水曜日は、ちょうど学校行事とも重なっていて、社畜な私は、さすがにその日に年休を取って見に行く、というのはとてもとても…なわけでして、何年も機械がなかったわけですが、たまたま今年、カレンダーの関係で学校行事と一般公開が1週間ずれていた!というわけで見学と相成りました。
見てください。前の扉が開いてます!
中の白い水晶板に赤い線で目盛があって基準の高さが示されています。



後ろのドアを開けるとこんなものが。

重要文化財【建造物】 「日本水準原点」
所在地 東京都千代田区永田町1丁目1番2号
指定 令和元年12月27日
日本水準原点は、明治24年に創設された我が国の高さの基準になるもので、130年近くにわたり、我が国の測量の歴史を支えている重要な施設です。
日本水準原点の歴史的及び技術的な価値が認められ、測量分野の建造物としては初となる国の重要文化財に指定されました。
日本水準原点
日本水準原点の零目盛りは、温度変化の影響を受けにくい水晶板に刻まれており、丈夫な花崗岩台石にはめ込まれ、固い岩盤まで達する約10mの基礎に支えられています。
日本水準原点標庫
日本水準原点標庫は、ドーリス式ローマ神殿形式の古典的建築で、日本人建築家により設計された初期の洋風建築として、歴史的、建築学的にも貴重なものです。
令和元年12月 国土地理院
しかし、これだけではないんだ…


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