0679 【2023蚕観察日記・シルク博物館ルート09】大きくならないお蚕さんと繭を作らないお蚕さん
7月5日
そろそろかな…とまぶしマンション1号館から繭を取り出してみました。本当は繭ごとに繭を作り始めた日を付箋なんかでメモっておいてきちんと日数管理をするものなのだと後で知りましたが…
右側は、繭が薄かったり、蛾尿で汚れていて、あまりいい状態でない繭です。この繭からはきれいな糸が取れないため、そのまま放置して繭から成虫が出てくるのを待ちます、なんというか、ケガしていたり体が弱かったりしたために戦争に行かずにすんで長生きできる、みたいな話ですね。
その状態の悪い繭を除いて袋に入れ、冷凍します。
一方こちらは、唯一残った小さいお蚕さん。大きなトレイを独り占め。
7月6日
実は小さいお蚕さんの他に、熟蚕になったということでまぶしに入れて、3日たっても、まったく繭を作る気配のないお蚕さんが1頭だけいまして。まぶしから戻してみました。
7月7日
農工大のお蚕さんの繭を天日干しにすること数日、色付きの繭の色が薄れてきました。
こちらは一昨日から冷凍させていた繭。
冷凍しなかった繭からは、成虫が出てきました。成長しない幼虫、繭を作らない幼虫とバラエティ豊かです。
7月8日
成虫のメスの
尾部にある誘因腺
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