※本記事は旧ブログで2010年9月26-27日に更新した記事です。
船の科学館ですが、案内員の仕事が土曜で最終日の前日にも関わらず、来館者が少なくヒマだったので、外回りを見てきました。
まずはこれ。
「明日の世界」という彩色銅像。この男性は初代館長の笹川良一氏なわけですが、子どものころ、アニメ「一休さん」のCMなどで「戸締まり用心、火の用心♪」「一日一善!」とやっていた人、ということでよく覚えています。
調べてみたら「火の用心のうた」の歌詞が見つかりました。作詞者、水曜日で詰まったと見た!
大型スクリュープロペラ。5万トンクラスの大型船に使われるもの。4翼一体型で、直径6m、重さ15.3t。アルミニウムとニッケルを含む銅合金製。とにかくスゲー。
ロシア皇帝座乗艦ナヒーモフ(7780t)に搭載されていた主砲。全長7m 総重量13.6t 弾丸重量87kg 初速587m/s
海底ハウス 歩(あゆみ)号Ⅰ世。 民間人の手によって作られた海底ハウス。
潜水調査船“たんかい”大陸棚海域の潜水調査を目的に開発されたもの。船体の下半分が透明なのでよく見える。水深200mで48時間の連続潜水可能。
深海潜水艇PC-18 の模型。
水深200~300mの海中を自力で推進し、海中作業を陸上と同じように行うことができる潜水艦。
深海大気潜水服JIM オペレータを地上と同じ1気圧のままで深海に懸垂沈降させるというもの。北極圏の氷山での作業や深度340mでの建設・補修作業などの実績があります。
世界初の超伝導電磁水深船「ヤマト1」の推進装置
「フレミングの左手の法則」を活用して進む船!超伝導電磁石が作り出す強力な磁場を利用して、海水を後方へ勢いよく押し出す力で船を進めるものです(作用・反作用!)。
南極観測船「宗谷」
それから青函連絡船「羊蹄丸」
このとき、大成丸(たいせいまる)が停泊していました。航海訓練所の練習船ですね。
陸奥主砲。船艦“陸奥”は、世界初の16インチ(40cm)砲搭載戦艦“長門”の2番艦として大正10年に竣工。しか~し、昭和18年に瀬戸内海の柱島付近に停泊中、突然3番砲塔付近で大爆発が起こり、沈没。ここに展示されているものは昭和45年に引き揚げたときに収容されたもので、最後部の4番砲塔に据えられていたものだそうです。ちなみに全長18.8m、重さ102t、内径41cm、初速780m/s、射程37.9km
ラストは船の科学館の建物でキマリ。
残念なことに令和6年1月28日に本館、別館展示場、屋外展示資料は展示公開が終了してしまいました。閉館前に一度見に行きたかったですがかなわず…。宗谷だけでもそのうち見に行きますか…。
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