0054 色チョークいろいろ
※本記事は旧ブログ2011年4月9、10,11日公開の記事をリライトしたものです。古い情報である点ををお含みおきください。
授業におけるICTの活用…とかいっても、まだまだ古くからの黒板にチョークというのも健在です。
そういうと、チョークも古くさいようですが、一方でチョークも地道に改良を重ねていたようです。色チョークもいろいろあるんですね。こんなものを見つけました。
ダストレスチョーク
これは普通のダストレスチョーク。
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日本理化学工業「ダストレスチョーク6色込(DCC726C)」 価格:1,206円 |
あけてみると、「短くなったダストレスチョークは再生できます」という解説が。他にも、水を加えて練ると粘土のように使うことができるのだそうだ。これは一度試してみないと…(と思ってすっかり忘れて早10年…)
色は茶、緑、青、紫、赤、黄の6色。だけど何か地味というか、色彩が偏っている?感じもします。
でもこんなもんかなぁ。
ダストレス学校用蛍光チョーク
もう一箱はダストレス学校用蛍光チョークです。
文字通り蛍光色のチョークです。夕方や暗い日には特にわかりやすいものです。
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【P5倍+300円OFFクーポン有】【メール便不可】日本理化学工業 ダストレス学校用蛍光チョーク6色込(72本入) DCK-72-6C書きやすい 粉がでない 飛沫が少ない 黒板 ホタテ貝殻配合 価格:1,650円 |
たしかに見たところ、普通のダストレスチョークよりもはっきりときれいな感じがしますね。
値段もダストレスチョークより高いですが。。。
こちらも、開けてみると「短くなったダストレスチョークは再生できます」という解説がありました。
ダストレスeyeチョーク
これはもう30年以上前、私が大学時代に塾講師としてアルバイトしていたときに、教壇に立つ前の模擬授業研修の時にその教室の室長から教わったことです。
だから私は黒板に赤チョークは、線を引いたり、文字を囲んだり、図を描いたりするときには使いますが、文字を書くのには基本的には使わないことにしています。強調なら黄色のチョークで十分ですしね。
たまに「先生、黒板に黄色で書いたところはノートも黄色で書くんですか」という質問を受けることがあります。白いノートに黄色い文字じゃ強調どころか、かえってわかりづらいですよね。なのでこう答えます「じゃああなたは先生が黒板に白で書いたところはノートに白で書いているんだな?」
ただ、そういうことを知らず、黒板に赤チョークで細かく文字を書く先生もよくみかけます。(青や緑のチョークで字を書く人さえいます。)
ダストレスeyeチョークをみてみましょう。色覚をサポートするユニバーサルカラーデザインと書かれています。
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価格:1,170円 |
開けてみました。色覚だけでなく、環境にも配慮しているのですね。
で、この4色。赤ではなくてオレンジ色というか朱色っぽいところや緑と青が少し暗い感じがするあたり、これはもしかしてミッフィーちゃんの絵に使われる、ブルーナ・カラーといわれる4色(後に、グレーや茶色も使われるようになりましたけど)に似てないかと。だとすると、作者のディック・ブルーナ氏は1955年の時点でユニバーサルカラーデザインに配慮していたことになる!時代の50年以上先を行っていたブルーナ△(さんかっけー)!!
日本理化学工業
ちなみにメーカーは日本理化学工業です。この会社は知る人ぞ知る障害者雇用に大変積極的で鳩山総理(当時)も視察したこともある「日本でいちばん大切にしたい会社」の一つですね。
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