理科室からまた妙なものが発掘されました。そんなに古くはないと思いますが。
取説もあったので見てみると、こいつがメインの熱発電素子らしい。導線につながっている馬蹄形の部分。
この熱発電素子はFeSi系発電材料です。
もう少し詳しく言うと、鉄とシリコンを混合加熱したものを微粉砕してから成型し焼成したもので,P型とN型の半導体になってる。この二つの半導体の接合部を加熱することにより、キャリア濃度が変化して端子間に電圧が生じるというわけさ。いわゆるひとつのゼーベック効果というやつだ。
熱電変換素子というのは、メンテナンスフリーで寿命が長い。だから宇宙での発電システムとして人工衛星に使われている。そしてその寿命は20年以上という見積もりが!
ただ、この素子は非常にもろいという弱点がある。指で押さえて折れてしまうレベルだと。それでアルミの放熱板がくっつけて破損しにくくしている。これ最強。
ところでこの丸いのは何かというと、専用加熱架台といって
こんなふうに放熱板のところで素子を固定するのだそうだ。
で、円の真ん中にアルコールランプをおいて素子を加熱するんだと。

ただ、アルコールランプ、最近使ってないんだよね。引っ張り出すのも面倒だし。
ガスバーナーじゃダメかな?
熱起電力が350mV、0.35V程度なので、2個直列につないでようやくDC0.4Vから回ってくれるプロペラモーターが無事回りました。
アルコールランプでもやってみたいな。

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