東京ビッグサイトで行われている東京国際消防防災展は、クラシックから最新鋭まで大量の消防車が集まり、さらに消防艇を含めた消防演技などが見学できて結構楽しいのですが、5年に1度しか行われません。そんなレアイベントが先日行われていましたので、万障お繰り合わせの上行ってきました。
クラシック消防車
そりゃ、最新鋭の消防車、たくさんありましたよ。モリタとかのブースはすごく広かったし。スーパーアンビュランスもかっこよかったし。でも、どちらかというと古いものの方についつい目が行っちゃうんだよな~。ビジネスにはならないから東京消防庁ブース以外は日本機械工業でしか展示がなかったんだけど…。
T型フォード消防ポンプ自動車
フォード社製 1920年(大正9年) アメリカのフォード・モーター社が開発・製造したT型フォードをベースにした消防ポンプ自動車です。
この車両は1920年(大正9年)に製造され、消防車として完成された状態で輸入されました。
馬引き蒸気ポンプ
メリーウェザー社艤装 1860年
この馬引き蒸気ポンプは、ペルーで使用されていたもので、エクアドル・ペルー戦争(1841年~1842年)の弾痕が煙突に残っています。
国内で保存されている消防蒸気ポンプとしては最古のものとなります。
三菱ウィリスCJ-3B消防ポンプ車
日本工業機械艤装 1960年(昭和35年)
自衛消防隊で使用されていた三菱ジープをベースに絵本の「しょうぼうじどうしゃ じぷた」(福音館書店)に登場するじぷたをリアルに再現した車両です。
1500L/分を放水可能なポンプを搭載しています。
ニッサン180型消防ポンプ自動車
本格的な国産消防ポンプ自動車の第1号で、戦前戦後の火災に奔走した車両です。高輪消防署二本榎出張所にあるやつですね。
オート三輪消防ポンプ自動車
これは東京消防庁のブースではなく、日本機械工業のブースで展示してあったもの。
消火・救助演技
で、東京国際消防防災展の花形といえば間近で消火や救助の様子が見られること。その様子を動画で撮影してきましたが、あちこちで同時に作業が進んでいるので、どこにカメラを持って行ったらいいか困る(笑)
コメント