PR

0755 東京大学若林鉱物標本:日本の鉱山黄金時代の投影

東京大学総合研究博物館の特別展示「 東京大学若林鉱物標本:日本の鉱山黄金時代の投影」は鉱物マニアなら行くべし。

 若林標本というのは三菱合資会社(今の三菱マテリアル)の鉱山技師であった若林彌一郎さんが収集した明治末~昭和初期の金属鉱山の鉱石標本など2,000点あまりの標本群で、日本の三大鉱物標本の一つです。そして、採集元の鉱山はどこもとっくに閉山しているので、今は手に入らない。そういう意味でも貴重な標本です。だからサブタイトルの「日本の鉱山黄金時代の投影」なのですね。

ということで展示。900点が展示されているとのことですが…この棚も当時のものらしい。

 真ん中の通路にも鉱物がたくさん!
 一応言っておきますが、この標本箱の上に透明な板があり、見学者はその上を通るので、標本を踏むような畏れ多いことはありません。

若林鉱

菱マンガン鉱(秋田県大石鉱山)

石英 重晶石仮晶 (秋田県荒川鉱山)

石英 重晶石仮晶 (石川県尾小屋鉱山)

石英 魚卵状珪石 (富山市)

石英 玉髄 (新潟県佐渡鉱山)

玉滴石 (富山市)

黄銅鉱 三角式 (秋田県荒川鉱山)

アラゴナイト(霰石) (茨城県塩沢鉱山)

アラゴナイト(霰石) (茨城県塩沢鉱山)

方解石(兵庫県竹野鉱山)

方解石(兵庫県生野鉱山)

ブロシャン銅鉱(静岡県河津鉱山)

自然テルル(北海道手稲鉱山)

これ、図録すごくほしいんだけど…9月1日まで❣

コメント

タイトルとURLをコピーしました