0754 「主体的に学習に取り組む態度」の評価実践2例 教室の窓,62

国研の「指導と評価の…」の参考資料に関わったためか、ここんとこ新しい評価についての講師依頼、執筆依頼、ご質問などが増えています。

東京書籍からも来ました。新しい評価の実践事例を書いてくれと。
時間的にはタイトだけど、いつものことなのでなんとかなるだろう。けれども、その時に事例としてあげようと思ったのがスケッチの色塗りの可否を判断する課題。ただこの実践で、「主体的に学習に取り組む態度」の評価するのは、遠隔授業だったので生徒の活動過程を見取ることができなかったこともあり、とちょっと賛否がありそうな感じもしました。もっと不安なのは「スケッチに色塗りなんてなしよりのなしだろ、ヴォケ!」

と一蹴されることですが…。

で、そのあたりを相談してみると、おもしろい取り組みだから、主体的に学習に取り組む態度に関して,一般化できる要素を抽出した解説も加えてればいんじゃね?(実際はもっと丁寧な表現です)ということでゴーサインが出ました。

で、書いているうちにスケッチの実践だけでは文字数が埋まらなさそうだ~、しかも一般化できる要素とかどうすりゃいいんだ~と思っていたら、神の啓示が。そういえば前に、曜日の関係で授業があまりつぶれずに時間数が多くなったクラスで、他クラスに震度を追いつかせるために、思いつきでやったエネルギーの定義の実践を思い出した。その時は日の目を見るようなネタでもなかったのだけどあれ使えるんじゃね?

それものっけたら原稿があと一息。最後に両方の共通点を挙げて「一般化できるヨウ素の抽出要素の抽出」という課題もクリアして完成。賛否がありそうな部分もぼやかし、しかも参考文献の形で学校の教材論文データベースをさりげなく宣伝し三方(どことどことどこだよ)丸く収まりましたとさ。

そうして完成したのが機関誌「教室の窓」 2021年1月発行号 vol.62 「主体的に学習に取り組む態度」の評価実践2例

東書Eネットから見られます。

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