0937 pHによるマローブルーの色の変化

注文したブツが届きました。

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中身はマローブルーというハーブティーの茶葉です。「ウスベニアオイ」の花を乾燥させたものです。ちなみに「ゼニアオイ」とよく似ています。見分け方としてはウスベニアオイは種子は無毛、茎は粗毛~長毛、葉の切れ込みが深く裂けるのに対し、ゼニアオイは種子は有毛、茎は無毛~粗毛、葉の切れ込みは浅く裂けます。雑草で見られるのはふつう、ゼニアオイです。

乾燥した花を0.5gとって200mLの水に入れてかき混ぜて数分。濃い青の水溶液ができました。

これを6本の試験管に9mLずつ入れ、いちばん左の試験管に、1mol/Lの塩酸(=pH0)を1mL加えます。
すると、この試験管の水溶液のpHはpH0を10倍に薄めたことになりpH1となります。
この試験管をよく振って1mLとり、2番目の試験管に加えると、また10倍薄められたため、pH2となります。
このように繰り返してpH1から6までの色がわかります。

また6本の試験管にマローブルーの水溶液を9mLずつ入れ、今度はいちばん右の試験管に、1mol/Lの水酸化ナトリウム(=pH14)を1mL加えます。すると、この試験管の水溶液のpHはpH14を10倍に薄めたことになりpH13となります。
この試験管をよく振って1mLとり、右から2番目の試験管に加えると、また10倍薄められたため、pH12となります。
このように繰り返してpH13から8までの色がわかります。

これらを並べてみます左側に行くほど酸性が強く、右側に行くほどアルカリ性が強くなります。カラフルですね。

逸般的な誤家庭ならともかく、ふつうの家には試験管はないと思います。そんな場合は、卵のパック!

こんなふうに使うという方法もあります。

実験が終わってホッと一息、ティーポットがないので、急須にお湯を入れてみました。青いっす。

レモンを入れるとピンクになるはずなのですが、こんな時に限ってレモンがありませんでしたorz