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1178 マリモを浮かせてみよう

 マリモといえば、国の特別天然記念物に指定されている北海道の阿寒湖のものが有名です。
 ところが、お土産屋などで売っているマリモはというと、特別天然記念物などではなく、釧路湿原国立公園内のシラルトロ湖から採った小さな糸状の藻(これがマリモです)を手で丸めたものです。別に丸くて毬のようになっている藻をマリモというわけではありません。

 日に当てて光合成をさせまくると、マリモを浮かせることができます。そのとき、表面を観察してみまると、小さなあわがたくさんできています。これは光合成によってできた酸素で、このあわの浮力でマリモが水面にうき上がります。

 ちなみに、マリモの成長はとてもゆっくりで、なかなか成長に気がつきにくいものです。また、丸い形がくずれても、茶色くなっていないかぎり死んだわけではありません。(緑だけど形が崩れたので枯れたと思って捨ててしまった、という人の話を聞いたことがあります…泣)人間より長生きするマリモもあるらしいです。

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以前、マリモを知りたいならこれらのサイトはおさえておこう!と紹介していたサイトが2つあります。
 ひとつは阿寒湖のマリモ 公式サイトでしたが、トップページの真ん中に「Adobe flash player」のサポートは終了しました とあり、2018年3月23日を最後にもう5年以上更新がされていません。NPOや行政などが運営していたみたいですが、2018年度から予算がつかなくなり、打ち捨てられたのかな…と邪推しています。
 そしてもう一つが「マリモその愛… 」。たぶん個人サイトだと思いますが、タイトル通りマリモへの愛情があふれる充実したおすすめサイトだったのに、いつの間にかなくなってしまいました(号泣)。
 URLからして有料レンタルサーバ使ってたみたいだけど、管理人の方の身に何かあってサイト更新どころか、レンタルサーバ会社への年会費が滞納されサイトが消されたというシナリオか。うちも気をつけよう…。

なお、おかの☆まりも(おかP)「波動用語の基礎知識’95 VERSION 1.05.00 (1995/04/08)」によると、まりもに関して以下の記述があることも併記しておこう。

#● [マリモ] 〔名詞/植物/方言-〕
   まりも, と読む. エスケープで緑に着色するとなお効果的.
#まりも [マリモ] 〔名詞/植物〕
   ハドラーは, まりもを愛でる習慣がある.
   淡水産の緑藻で, 枝が球状をなすもの. 北海道は阿寒湖などに生息し, 天然記念物であるため捕獲は禁止されている.
   一般に売られているまりもは, 自己崩壊した物を手でこねて丸めた物である. これを世間は養殖まりもと呼んでいる.
   偽物でも小さくて丸い姿は愛らしい. 本物ならなお良いのは言うまでもないが.
   「まりもは鳴かないから嫌いだ」という名台詞を残した犬好きの漫画家がいる. 時々浮沈みするのが無気味だと言う.

 とにもかくにも、いろいろなマニアの心をつかんで離さない、それがマリモなのです。

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