これは地球儀です。
地球儀は軸を中心にぐるぐる回すことができますね。このときの軸こそが地球の軸、地軸です。
地軸は地球を北極点、南極点のところで串刺しにしています。一方、北極点と南極点の間を地球の表面に沿って引いた線が経線といいますが、子午線(しごせん)という言葉も天文学ではよく使われます。
子午線の「子」「午」は十二支、すなわち子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥というアレの1番目と7番目です。「子」は北を、「午」は南を意味しているので、つまり子午線とは「北南線」といっているようなもんです。
さらに詳しい話を知りたい人は国立天文台の 暦Wikiを読むと幸せになれます。
さらに余談ですが地球の子午線の長さは約20000kmです。4(し)×5(ご)×1000(せん)=20000kmという覚え方があります。ふつうに覚えたほうが早いとかいうツッコミはなしの方向で。
話を戻して、これは地球儀を北極側から見たものですが、本物の地球は、矢印の方向に1日1回転しています。これが地球の自転です。
日本付近をみると、このように自転しているのです。
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