1518 宇宙教育指導者セミナー

宇宙教育指導者セミナー(2010/9/14)

 ヽ / ̄ ̄ ̄`ヽ、   
  | | (・)。(・)|   一般人のふりしてセミナーに潜入したら   
  | |@_,.–、_,>      講師が知り合いの先生だったでござる  の巻
  ヽヽ___ノ 

JAXA宇宙教育センターの平成22年度 宇宙教育指導者セミナー東京会場に、こっそり参加するつもりでした。そしたら、午後の「活動実践基礎コース」の講師が思いっきり知り合いの先生でした。お互いに気まずい(笑)

とはいえ、帰るわけにもいかず、受講しました。
まずは大気圧の実験。どんどん空気を抜いていくとどうなるか。
ちなみに、まさにこのネタで、コズミックカレッジの講師を以前やりました。午前中に「こんな実験をやるんですよ」と説明を聞いて人ごとのように流していたら、最後に「じゃあ、講師をお願いします」と振られて、「え、あんたがやるんじゃないんかい!」と、ツッコミを入れたかった(が、できなかった)のを思い出します。

風船(上)とマシュマロ(下)が、空気を抜いていくとふくらんでいきます。

マシュマロは空気を抜いていくとふくらんでいくのですが、

真空を破って周囲に空気が入ると、こんどは最初よりも小さくなってしまいます。空気の圧力でつぶされたためでしょうか。(最初が左、一度真空になったのが右)

円筒の一方の底面をラップすると、ラップが見事にへこみます。さらに空気を抜いていくと、パン!とクラッカーのような音を立てて破裂します。
また、水は空気を抜いていくと沸騰します。しかし、実際に温度は上がっていません。

さらにこんな装置。
中にプロペラで飛ぶ飛行機と、ガスを噴射して飛ぶロケットが入っています。フタをして空気を抜いていき、宇宙空間のようにしていくと、プロペラを回しても飛行機は飛びません。空気がないためです。ところが、ガスを後方に噴射するロケットは、真空中でも前に進みます。

それから、色の話も、ありましたが、これしか写真がないので省略。

WABOT(ワボット) (2010/9/15)

宇宙教育指導者セミナーの会場だった早稲田大学理工学術院63号館ですが、そこに、早稲田大学のロボットと言うことでワボット(WABOT)が展示されていました。

思い起こせば昭和60年(1985年)、筑波で行われた科学万博つくば’85では、それぞれのパビリオンが工夫を凝らしてワクワクさせる展示やイベントがありました。ロボットもいくつかのパビリオンであって、芙蓉ロボットシアターなんかは、最終日の最後の公演を見たのを覚えています。

で、政府館だったかな?そこでもロボットが展示されていたのですが、それがWABOTの仲間だったのです。

これが、その科学万博で展示されていた2足歩行ロボット、WHL-Ⅱ(Waseda Hitachi Legs Ⅱ)です。期間中に約135000歩、距離にして60km以上を歩いたそうです。

そして、オルガンを演奏していたロボットも覚えています。それはWASUBOTと呼ばれるタイプのもので、頭の部分についていたカメラで楽譜を読み、手足を使ってオルガンを演奏していました。頭が監視カメラなのは、ちょっと不気味ですが…。さらにその進化形WABOT2-mkⅡがこれです。

一方こちらは、世界初のヒューマノイドロボット、WABOT1です。1973年に完成。人間と簡単な会話を行い、目で対象物を認識し、方向と距離を測定し、2足歩行によって移動し、触覚を有する両手でものをつかんで操作することができました。1歳半程度の幼児の能力を備えているロボットです。

つい、科学万博を思い出して、懐かしくなりながらカメラを手にしました。

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