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1540 2011年2月の実験トライ

※この記事は旧ブログで2011年に更新されたものに一部修正を加えたものです。{実験トライ」とは仲間内で開いていた理科の研修会の名前ですが、たぶん現存しません。

2011年2月の実験トライは13日(日)に、慶応幼稚舎で行われました。

液晶を作ろう

主役のヒドロキシプロピルセルロース。粒径が荒いのと細かいのがありますが、細かい方がきれいな液晶ができあがるそうです。

このヒドロキシプロピルセルロース2gに蒸留水を0.9~1.2g入れるわけですが、蒸留水の量で色が変わります。0.9gで紫、1.0gで青、1.1gで緑、1.2gで赤、1.3gでは色は出ないそうです。
で、あとはひたすらねるねるねるね。15分ほど混ぜ混ぜしてみると。最初粉末だったヒドロキシプロピルセルロースが粘りけの強いものになります。

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ちなみにかき混ぜるときに、割り箸を使ったら、後日、カビが生えてきたという話があります。なので、金属製の薬さじでかき混ぜました。

反射して色がついているのがわかりますか?


出典:日本化学会編「楽しい化学の実験室」東京化学同人,1993(現在絶版ですが、図書館の蔵書も多く、古本屋にも出回っているようです)

楽しい化学の実験室

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岩塩

それから、岩塩(メキシコ産)もいただきました~!あたり前ですが、なめたらしょっぱかったです。

もちもちスライム

グアガム2g、ローカストビーンガム0.4g、ホウ酸0.8g、プロピレングリコール12mLを混ぜ合わせ、

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そこにぬるま湯80mLを加え、ほう砂の飽和水溶液をシャンプーのタンクで3回プッシュ(1回3mLとして3回で9mL)。そして一気にかき混ぜると、べとつかないもちもちスライムのできあがりです。

小学読本博物学階梯

能勢栄「小学読本博物学階梯」明治14年1月刊。教科書として使われていた本です。

図も丁寧にかかれています。現在、小・中学校でやっている内容と、同じような内容も多いです。

「表3」に書かれている赤松隽一携?と赤字で書かれていますが、もしかして、この教科書は当時小学生だった赤松くんの持ち物で、しかも、著者、出版人のそばに「赤松氏」と書いてあるのは、彼のいたずら書きだったのかもしれませんね。。。

ネット上には明治10年出版の中川重麗注解による「小学読本博物学階梯」が古本屋のリストにあったり、ヤフオクで取引された形跡がありますが、明治14年能勢栄版は見あたりません。…と思ったら、国立国会図書館デジタルアーカイブありました。さすがは国会図書館です。

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