アリザリン Alizarin C14H8O4 = 240.21 CAS No. 72-48-0
ほんっと、色素ってたくさん別名があって(もしかしたら細かい区別があるのかもしれないけど)わけわかめ。アリザリンも調べたところこんな別名があります。
1,2-ジヒドロキシアントラキノン
1,2-ジヒドロキシ-9,10-アントラキノン
1,2-ジヒドロキシ-9,10-アントラセンジオン
1,2-ジヒドロキシアントラセン-9,10-ジオン
9,10-ジヒドロ-9,10-ジオキソアントラセン-1,2-ジオール
この辺りは分子のどこから見るかの違いで有機化学命名法のルールにのっとってやってそうなので良しとしましょう。
アリザリンB
アリザリンP
アリザリンVI
いやなんだよこれ。BとかPとかVIってどういう基準で分けてるのさ?CAS No.は同じみたいだけど。
アリザリンレッド
アリザリンレッドYP
ピグメントレッド83
モルダントレッド11
C.I.モルダントレッド11
レッドと自己紹介したい人たち。アルファベットだけじゃなくて83とか11とか数字が出てきたよ。 Gメン’75 とか思い出しちまったぜ。また昭和ネタだ。土曜の夜は全員集合からのGメン。異論は認めない。…と思ったけど『大江戸捜査網』もいいよね。
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D&CオレンジNo.15
もはやレッドじゃない。てかD&Cとかどっかの会社か?そうか、メーカーによる違い?
硫酸化ヒマシ油
一周回って日本語。和の心いいねぇ。(錯乱)
ここから下は「アリザリン」に戻ります。
うすい 赤黄色 ~ 褐色 の 粉末または塊

赤色の染料。セイヨウアカネの根に配糖体として含まれている天然色素ではあるものの、天然色素アントラセンをスルホン化して、酸化剤の存在下アルカリ融解することで合成できます。実はアリザリンは、1869 年に天然色素の中で、はじめて人工的に合成されました。
アリザリンは水、エタノールに溶けにくいが、アルカリ、アンモニア水に溶けて紫色の溶液ができます。
pHによって次のように変化します。
黄 5.5-6.8 赤 10.1-12.1 紫
濃硫酸で赤褐色を呈するという情報も。
また、ベンゼン、トルエン、キシレン、ピリジン、酢酸には溶けます。


、
さらに、金属イオンと結合すること(錯体形成)により、アリザリンレーキ(別名マッダーレーキ)と呼ばれる顔料になります。結合する金属イオンの種類によってその色は異なり、耐熱性、耐光性が高いため印刷インキや塗料などの顔料として使われたり、骨分化や石灰化した細胞に沈着したカルシウムの染色に使われたりします。
アリザリン分子のヒドロキシ基に隣接した水素をスルホ基で置き換えたもののナトリウム塩がアリザリンレッドS (Alizarin Red S) ですが、アリザリンレッドSはキレート滴定指示薬や透明骨格標本で硬骨を染色するのに使われるなど、アリザリンよりも出番が多いようです。



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