1626 原子力体験セミナー・授業実践コース2006
3年ぶりにエネルギー関係の宿泊研修。2006年の夏に原子力体験セミナー。今度は「授業実践研究コース」。2泊3日の研修ではあるのですが、初日の8月16日に美浜原発と「もんじゅ」を見学するだけで、あとは缶詰で原子力関連の授業を組み立てる…。ので、初日にすべてを賭ける!
美浜原発入口
まずはここから
入ってすぐ右手に「安全の誓い」
長い橋を渡ります。ちなみに関西電力専用で、一般車は通れません。もっともこの先には原発しかありませんが。
美浜原子力PRセンター
美浜発電所に向かう丹生大橋の入り口に、発電所のPR施設「美浜原子力PRセンター」があります。そこでの展示物。
美浜原子力発電所
守衛さんもがんばっています。人数確認のために私たちの乗ったバスにも来ました。おつとめご苦労様です!
美浜原発の建物。
冷却水に使われていたものですから、排水は温かくなっています。温かいから水草も生えてきた。
蒸気タービンの羽根。
エムシースクエア
高速増殖炉「もんじゅ」の展示館、エムシースクエア。
1995年のナトリウム漏れ事故に関して…
ナトリウム漏洩時に床の鉄板上に堆積したナトリウム化合物。成分としては炭酸ナトリウムや炭酸水素ナトリウム。
破損した温度計。
温度計の実物大模型 と 改良型温度計
溶接モックアップ用配管
漏洩対策
1次、2次、主冷却系主配管 と 2次主冷却系加熱器1/10モデル
燃料集合体
もんじゅ
そしてこのたびの提言型政策仕分けで「抜本的見直し」を迫られてしまった「もんじゅ」です。
中央制御室。
外観。
電気分解でナトリウムを析出します。
黄色い消火器。ナトリウムのような金属火災用みたいです。水じゃまずいもんね。
電子顕微鏡もありました。
泊まったホテル
ちなみにこの研修で特筆すべきことは、泊まったホテル「ビジネ●ホテル●殊」。研修の主催者に宿を手配してもらったどころか、宿泊費や交通費を出してもらってまでいるから文句は言ってはいけないという倫理観はもっています。だからたいていのことは黙っておこうと思ったのですが、それにしても設備が悪すぎ。
と思ったら、他の参加者の方が研修の事務局の方にクレームがてら話を聞いてみたら、わかってはいるのだけど、レストランを夜10時までフリーディスカッションのために解放してくれて、ホテル前にバスが止められるところは他にないからここにしている、というらしい。どうやら過去にもクレームがあったな。
このひどさは、それまで「ホテルなんて安くたって泊まれればいい」と思っていた自分にコペルニクス的転回をもたらしてくれた。未だにこれを下回るホテルを私は知らない。 こんな時に限って前泊+3泊4日の長い研修だもんな(涙)。2011年12月、旧ブログでこの記事を書いたときに調べてみたところ、ホテルの名前が変わっていた。。。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません