サクラが満開の季節となりました。

ソメイヨシノの花も見られますが、
本日注目したいのは、木に寄生しているこれ




サルノコシカケ。意外に見かけるんですよ。
で、こういうキノコが木に生えているのって、あまりいい話は聞きません。「生えた時点で内部が腐食していてアウト」とか「突然木が倒れると危ないので、もうこの木は切らなきゃいけない」とかいう言説も聞きます。

が、
サルノコシカケ: 樹木医のいる造園屋BLOG
では、木の衰弱よりも肥大生長を盛んにするという考え方が紹介されていていたり、
「サルノコシカケ類は、木を腐らせるスペシャリスト」(季刊 森林総研 No.55)森林総合研究所では
木を腐らせることによって鳥や小動物の住処になったり、森林内に明るい場所ができて次世代を担う若木が成長する、という側面があるという話など「その発想はなかったわ!」と多面的・多角的にとらえることの重要性を実感しました。

サルノコシカケをみつけたら | 竹内庭苑 【茅ヶ崎・湘南】造園・庭木の剪定
こちらでは、トリコデルマという「微生物農薬」を使ってサルノコシカケをやっつけたという話が載っています。ちなみに場所は一応伏せていますが、盛岡地方裁判所の石割桜ですね。結構有名で私も行ったことがあるからわかります。国の天然記念物ですからメンツにかけて守ったわけですね。
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