BTB液がなくなってきたので、
粉末から調整してみました。
なぜか粉末のブロムチモールブルーはあるんだな、これが。
これを0.50gとって
100mlのエタノールに入れる。粉末のブロムチモールブルーは水には溶けにくいのだ。エタノールになら溶けるけど。
実際、市販のBTB液のSDSを見てみると、エタノールが含まれているものがある。
「3.組成及び成分情報」のところを見てみよう。キシダとか関東化学とかはエタノールが含まれている。
一方、富士フイルム和光純薬や昭和化学なんかは、エタノールを使わず、水酸化ナトリウムを使っている。強い酸なので、アルカリの水溶液なら溶けるのね。ということはこのやり方でも粉末BTBからBTB溶液を作れるはずだけど、緑色に調整するのがすげー面倒な気がする。
濃いオレンジの液に。しかも溶けきっていない…。
精製水を加えて500mLにします。でもこの色では使えないので、1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を1滴ずつポタリ、ポタリと…。なんかアートだ。
ちゅうーわけで、緑色になるまで中和したら完成。
まだ粉末はたくさんあるので、あと10年はもつな…。
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