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0023 ソテツの雄花

 ソテツの花は季節としては6〜8月ごろの夏に咲くのですが、10年に一度とか15年に一度とか結構レアなのです。だから、見つけたらじっくり観察しておきたいものです。…と思っていたら、2022年7月、東京都中央区の佃では、2か所で同時にソテツの雄花が咲いているなんていう話が舞い込んできました。本当に咲いているのだろうか。その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地、ではなく中央区の佃へと向かった――。

カーサ相生

 で、まずは佃2丁目、相生橋を渡ったところに
 
カーサ相生というマンションがあります。ドラード和世陀などの作品でおなじみ「日本のガウディ」とも呼ばれる建築家、梵寿綱(ボンジュコウ)の初期(1973)の作品です。

 さっそく独特の外壁がお出迎え。

その下にはカンナが咲いていました。

正面はクジャクが並んでいます。

入り口は南国チックな瓦屋根の門が…何か重要なことを忘れているような…

そうでした!ソテツの雄花を見に来たんでしたね!

 立派な姿をして、さらに建物と相まって神々しささえ感じます。

大川端リバーシティ21

 さて、カーサ相生から、途中、中央区のマンホールを見つけながら2~3分ほど歩くと

大川端リバーシティ21・タウンゲートBのところに伊東豊雄《風の卵》という作品があります。

その裏側に

ソテツの雄花発見!!


しかも後にもう1本隠れていた!


 ちなみに雄花だけで雌花がないので受粉ができません…(涙)
 ということで、次は雌花がみたいなぁ。

 咲いた後、種子ができたのなら、稲取銀水荘で見たことあります。

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