1986 公害防止管理者試験(水質1種)

公害防止管理者試験(2010-10-03)

また、ムダに資格を取ろうと公害防止管理者試験を受験してきました。

なんか、外での仕事は地学ばっかしなので、少しは専門だった化学の勉強もしないとな…と思ったことと、大学の廃水管理委員というのもやっていたりするので、こういう資格も取れるならとっておこうかなと思い…

…と言う言い訳なんぞしたくありません。なぜ、資格を取ろうとしたか。

そこに資格があるからだ

…とはいえ、なかなかやる気が出ず、過去問をはじめて見て「これで６割なら今からでも何とか間に合うんじゃね？」と気づいたのが９月２５日（土）すなわち、毎日更新していたこのブログが突然止まった日。

ええ、それからブログの更新は休止してこちらの勉強にいそしみましたとさ。

受験区分は水質１種。
「公害総論」「水質概論」「汚水処理特論」「水質有害物質特論」「大規模水質特論」の５科目。
それぞれ６割とると科目合格。全科目合格すると、めでたく「水質１種」として合格となります。

答案をさらします。　受験した皆さん、解答速報ではないのでご注意を！
公害総論　２４５３１　２２４２４　４３４５１
水質概論　２４４２３　５２２１４
汚水処理　５２１４５　４３５４３　３４３２４　１３１２２　４４２４５
有害物質　５４３２２　５３１５４　２４４２２
大規模水　４３４１１　１５２３２

水質概論と有害物質が特にやばそうなのですが…。

あ、空白だった９月２５日からの記事を順次アップしますね。時間はなくてもネタはあったので。

どうやら合格のようで・・・(2010-10-04)

昨日受験した公害防止管理者試験(水質１種)ですが、正解が発表されました。

解答とつきあわせてみると
公害総論　１１／１５
水質概論　　７／１０
汚水処理　１７／２５
有害物質　　９／１５
大規模水　１０／１０
ということで、無事各科目６割をクリアで、合格です。ホッ。
急に合格基準を上げたり、マークミスがあったりしなければですが…。

ちなみに勉強法はこんな感じです。

まずは、「わかりやすい　公害防止管理者水質関係」（国際環境専門学校編著　弘文社）を最後の模擬問題をのぞいてザーッと読み流します。この本はたしかにわかりやすいんだけれど、誤植が多いことと、とりあげられている問題が、少なくともここ数年の過去問とは違う傾向の問題が多いところが難点です。（ただし、平成19年3月に発行されたものなので、もしかしたら最近の版では改善されているかもしれません）(注・2013年に改訂されたようですが、amazonのコメントを見ると…)

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それから「集会所」（注・これも当時あった公害防止管理者試験対策サイトで大変充実していました。が、2025年には現存していません。その節は大変お世話になりました…）で過去問をゲット！科目ごとに４年分一気に解きまくりました。
すると、公害総論、水質概論は４回分の過去問うち３回までが６割達成。大規模は４回とも合格ライン突破。問題は汚水・有害。

そこでおなじみ「電話帳」の登場。正しくは「新・公害防止の技術と法規〈2010〉水質編」（通商産業省環境立地局／監修　公害防止の技術と法規編集委員会／編　産業環境管理協会）というのですが、まさに電話帳なみの分厚さをもち、電車内で立って読むことはかなり難しい。

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汚水・有害を中心に間違えた問題や偶然あっていた問題の選択肢に関わる記述にマーカーでマークしまくり！そうすると、たったの４回分の試験問題なのに、同じところを聞いているところも見つかります。過去問にも簡単な解説(誤りの選択肢はどこが誤りなのかなど）を書き込み、あとは過去問と電話帳のマークをひたすら読みまくる。

ただし、「６割をとる」ことに照準を合わせたため、「水質有害物質特論」の有害物質の測定技術になどついてはザックリ捨てた部分もあります。

ちなみに受験生の間では今年の出題がかなり重箱のすみをつつくような問題で過去問では歯が立たないそうです。そのため「電話帳」がなければ合格は難しいとまで言われているので、ちょっと高いですけれど、「来年の試験の受験料（＋会場までの交通費や写真票にはる写真代etc.）」と考えれば買っておいた方がよいのかと思います。
(来年大気を受けるんだったら絶対に買います。。。）

で、無事に今日を迎えることができましたとさ。めでたしめでたし。