環境カウンセラーの更新(2011/1/10)
環境省がやっている環境カウンセラーという制度があります。
その環境カウンセラーになって3年目で更新の時期となりました。。
何でか知らないけれど、環境カウンセラーも3年に1回更新手続きをする必要があります。民間の資格なら、ここで何千円、場合によっては何万円もの更新手数料とかを取るのでしょうが、さすがは環境省、そんなものは一切取りません!更新の申請書と、登録証のコピーと切手を貼った返信用の封筒を送れば、更新できてしまいます!
一方3年間振り返ってみて、環境カウンセラーのサイトには連絡先も登録してあるのだけれど、3年間で1件問い合わせらしきものがあったことと、年に数回ファックスで環境系の研修会の案内がきただけで、具体的に環境カウンセラーの資格を使ってやったことは…なかったです。全く。一応毎年「活動実績報告書」というのを提出して、サイトにも反映されているようなのですが、そのすべての活動が、もし自分が環境カウンセラーに登録されていなくてもやった(やれた)ことなんですよね。
ということで4月から環境カウンセラー、2期目。こいつをどう生かしていくかが今後の課題になりそうです。
ちなみに資格を得てから毎年報告書を出して、3年ごとに更新手続きをしてもう16年にもなりますが、環境カウンセラーの資格があったから、仕事につながったとか、人脈が広がったとか、もっというとなんかいいことがあったというのは一度もないかな。単に活かし方の問題かもしれないけど。
環境カウンセラー面接審査を思い出してみる。(2011/1/11)
環境カウンセラーは、3年前に市民部門の審査を通って、登録しました。
環境カウンセラーになるには、書類審査と面接審査があるのですが、面接審査についての情報が少なくて不安だった記憶があるので、これから面接を受ける人のために、当時の記録をアップしておこうと思います。
2008年1月25日
面接審査の東京会場はオリンピックセンター。
カレンダーの裏紙に名前を書いた名札を作り、控え室で待つ。
受付で配られたプリントには
①自己紹介と実践紹介(1~2分)
②論文で言いたかったこと環境カウンセラーで活動したいこと(5分以内)を話すと。
市民・事業者部門、各2組で並行して進めていく。昨日もやっていたらしい。控え室には20~30人の人たちがいた。平均年齢が妙に高そう。50代くらいか?少なくとも30代は自分以外にいなさそう。でもあとでよく考えてみると、経歴の審査のポイントが「…を行った実績を5年以上有すること」というものが多いので、そうなると20代や30代の前半ではかなり厳しい話だなと納得。
で、4人呼ばれて部屋に入ると、面接官が2人。で、まず最初に受付で聞いた①②を4人順番に話す。実際に4人いるのに②が終わったところで15分程度。
その後「事業と市民を分けた上でどのような活動をしているか、どうしても環境カウンセラーである必要がありますか?」という質問が4人に共通に浴びせられた。その後4人の経歴に応じた個別の質問。
ちなみに懸賞論文に入賞した論文の内容(環境教育の実践)について聞かれた。さらに都立高校で導入された「奉仕の時間」についてその概要を聞かれ、自分以外の3人には「1単位30時間でエネルギーの活動をコーディネートしてください、といわれたらどのように組み立てますか」という趣旨の質問があった。鹿児島から来た人にはきつい質問では…。私には別の質問(校内の環境教育の態勢)されたorz
終わった後に、面接を受けた4人で名刺交換して終了。
結果は私と、もう一人が合格。その方はすでに事業者部門でカウンセラーになっていた人です。不合格の2人の実績と比べてみると、当落をわけたのは、それなりに権威のある実績や肩書き・資格が必要で、草の根的な仲間内での活動だけではダメなのかな、と思いました。当時の申請書の記入例なんかを見てもそんな感じがしますが。
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