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2003 気体検知管ワークショップ(前編)

8月4日にSTEAM Days in Tokyo 新しい学びを考える日というイベントがあり、教員対象のワークショップに参加してきましたよと。

参加したのはガステックによる気体検知管のワークショップです。意外にも中学校では気体検知管を使うことが少なく(二酸化炭素は石灰水を使うし)、私自身「使ったことはある」レベルで説明書も読まず、きちんと正しく使えていたかというと…なので参加してみました。

気体検知管の使い方

検知管は細いガラス管の中にシリカゲルに対象の気体に反応する薬剤をしみこませた検知剤が入っており、検知剤の劣化を防ぐためにガラス管の両端は閉じてあります。
こいつは2LCという対応の二酸化炭素を100ppm-2000ppmまで測れる検知管です。

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10本で3300円、ということは1本330円、使い捨てでこの値段だったらそりゃ多くの学校で石灰水使うわな…

検知管をチップホルダの上の穴に押し込み、中のガラス切りを使って両側をポキッと折ります。

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検知管を気体採取器に押し込みます。このとき、G▶の三角の方向が気体採取器側を向いているように刺します。

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ハンドルの赤い線のところに100▲またが50▲に合わせます。どちらに合わせるかは検知管によります。2LCの場合は100に合わせます。そうすると気体採取器に100mLの気体が入るまで採取が行われるようになります。

で、一気にハンドルを引っ張ると、気体採取器の中に100mL,50mLの気体がたまるまで気体を吸い込むわけですが、その気体は当然検知管を通過するので、そのときターゲットにされた気体は検知剤の中にある薬剤にトラップされてしまうという寸法です。

で、検知管ごとに定められた測定時間だけ待ち、それが過ぎるとハンドルを90度回して戻らないことを確かめ、検知管を取り外して目盛りを読みます。

900ppmですね。

種類によっては温湿度補正をすることもありますが、2LCについては不要です。
ただし気圧が低くなると、同じ体積だけ引っ張っても検知管を通過する気体のモル数が減ってしまうのでその分変色も少なくなるため、実際より少な目の結果になってしまいます。

同様に酸素(31B)を調べました。20%というところかな。

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試料ガスの必要量

ところで、シリンジに100mLの空気を入れた状態で酸素の気体検知管(31B)につなげます。気体採取器のハンドルで50mL分引っ張るとどうなるでしょうか。

空気が気体採取器側に流れるので、シリンジの空気が減っていくのですが、50mL入れたのに40mLのところまで進みました。つまり60mL分の空気が使われたということになります。

これは、あくまでも気体採取器にとりこまれたのが50mL分になるためです。すなわち、シリンジから移動した空気(試料ガス)は約60mLでも、その2割である約10mLの酸素(測定対象ガス)は検知剤のところで食われ、酸素以外の気体(希釈ガス)が50mL分だけ気体採取器に取り込まれたという話です。なるほどねっと。

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