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2098 ニュースとつながる理科のツボ 2013/10-11 

重要科学技術史資料→科学技術の発展(2013-10-06)

実はこの原稿を書いてからイプシロン打ち上げ成功、ボイジャー1号太陽系外へ、 イグ・ノーベル賞受賞など科学ニュースが相次ぎ、うっ、と思ったのですが、書いてしまった10月の朝日中学生ウイークリー「ニュースとつながる理科のツボ」のテーマは、またもや第7単元。前回は第2分野寄りの内容でしたが、今回はバリバリの第1分野です。

今回の元ネタは国立科学博物館が平成20年度からやっている重要科学技術史資料(未来技術遺産)の登録について。

今年登録されたものはセメダインC、世界初の蚊取線香など 22 件あります。(※新ブログではリンク切れに伴い文章を修正しました)
今は見ないような古めかしいものだけかと思えば、知っているものどころか、よく見かけるものもありますね。
そういえば、「セメダイン」ってセメントと力の大きさの単位のダインから来ているそうです。たしか。20年くらい前、就活でセメダイン社を訪問したときに会社紹介ビデオで見ました。

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原稿の構成としては、今年度登録されたものをいろいろ紹介しながら、科学技術の発展を説明していくというやりかたです。
日本最初期の量産型カラーテレビ D-21WEや、おなじみの「セメダインC」に「金鳥の渦巻」、そして未だに世界最薄のカード電卓「カシオSL-800」でつかみはOK!
情報・通信技術→日本初の携帯電話ショルダーホン<100 型>/携帯電話(NTT)TZ-802B
動力源・交通技術→国産発電用 1 号ガスタービン(もともとに魚雷艇のエンジン用につくられていた)
物質資源の技術→塩化ビニール製造装置。で、これに関連して確認問題へ。

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実はこの単元に関する入試問題が全くと言っていいほどなく、環境がらみで生分解性プラスチックの問題があったのでそれを「物質資源の技術」の一環として確認問題にしました。関連する未来技術遺産は塩化ビニール製造装置。株式会社カネカのもので、実は「わくわく理科タイム」の生みの親の一人である日本化学会(当時)のKさんへのリスペクトがこめられています。

原稿を書くにあたって、今回、悩んだのは、未来技術遺産に登録された携帯電話 TZ-802Bの重量について、900gという資料と750gという資料が混在していますが、科博の重要科学技術史資料のプレスリリースとNTTドコモのサイトを信じて900gとしました。

ノーベル化学賞→化学変化(2013-11-03)

朝日中学生ウイークリー「ニュースとつながる理科のツボ」。11月号に来るテーマは、つまり10月中ごろまでの科学ニュースといえば、もうノーベル賞で決まりだなと。

もし日本人の受賞があればそのテーマにしようかと思ったのですが、残念ながらそれはなかった。では、医学・生理学賞、物理学賞、化学賞のどれにしようかと思案。

まず外したのが物理学賞。「ヒッグス粒子」はすでに扱っていたのです。すると、医学・生理学賞の細胞内輸送か計算化学か。どちらも研究の中身そのものを中学理科と結び付けて説明することは難しい。なので、化学賞はコンピュータによる化学変化のシミュレーションということで、目的としている化学変化について取り上げる形で落ち着きました。

でもこの研究で中学生が本当に注目すべきなのは、紙面に書いたことの先で、理科の授業でやるように実験で実際に化学変化を起こすのではなく、コンピュータ上で化学変化が再現(予測)できること。実際にやらないで済むので、たとえば、新薬の開発にあたり、動物実験を減らすことができるというメリットがあります。

化学賞が発表された、自然科学系三賞が出そろった10月9日に、速攻で原稿を書き上げました。

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