水族館エリアを見終わって、2階の科学館エリアに行きます。
すると2階へなだらかに上がる道の壁に
マコンブが。
2階は科学館。
ピグミーシロナガスクジラ
クジラ
war come May ワカメ
地質資料の採取
コアライナー
採取コア(地質試料)を入れる容器です。
コアビットでくり抜かれた地層は、ドリルパイプの中の 、コアバレル(コアを入れる筒)に収容されます。コアバレル には、あらかじめコアライナーがセットされており、採取 した地層サンプルはこのコアライナーの中に入ってきます。 提供:JAMSTEC
マンガン団塊
マンガン団塊は、水深4000-6000mの平坦な深海底に広く分布している黒色球状を呈する物質です。サメの歯、マンガン団塊の破片、貝殻やサンゴ、岩石、骨片などを核として成長した黒色団塊状の鉱物の塊です。コバルトクラストと同様に成長速度は非常に遅く、百万年に数mm程度です。マンガンが非常に多く、次に鉄、ニッケル、コバルト、銅などの重要な金属を苦んでいます。最近ではレアアースを含むことも明らかとなっています。
ハワイ南東沖の水深5,200mの海底 から採取したものです。断面を見ると 年輪のような模様があり、長い年月を経て形成されたことがわかります。 提供:金属鉱業事業団
コバルト・クラスト
玄武岩やリン灰石などの表面に有用金属 がクラスト状にこびりついた鉱物です。
東海大学丸ニ世が、1985年12月に南鳥島南方の海山から採集しました。
コバルト・クラストは海山中腹斜面の岩盤を覆う酸化物で水深1000~2500mに分布してしています。成長速度はきわめて遅く百万年で数rnm程度です。コバルトが多く含まれこの他にマンガン、鉄、ニツケル、白金などが含まれています。コバルトは、耐熱特性があり、ジェットエンジンなどに使われる重要な金属です。マンガン団塊より3~5倍もコバルトを多く含み、マンガン団塊よりも浅く採取が容 易であることからその開発が注目されています。
チムニーの破片
アメリ力の深海潜水艇「アルビン号」が、東太平洋海嶺の熱水鉱床より採取した金属硫化物です。 提供:堀部純男博士
海水中の資源
海の水にはいろいろな物質が溶け込んでいます。自然にある93種類の元素のうち78種が知られています。現在、それらのうち食塩、マグネシウム、臭素などは海水から取り出され利用されています。また、金やウランのようにわずかに溶け込んでいるものを効率よく取り出す方法も研究されています。これとは逆に塩分などを取り除いた真水も貴重な資源となります。
1m3の海水の中に、これだけのものが含まれているのだそうです。
塩化ナトリウムのほかにもたくさんの物質が。
金なんかもあります。
もし、地球を直径1mの球だとすると、海の水はたったの660mLです。広い地球の海も決して無限ではありません。
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