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0139 クスノキからしょうのう

 クスノキの葉っぱから樟脳しょうのうをつくりました。
 こういう場合、一般的には水蒸気蒸留を行うのですが、普通の中学校にはそんなたいそうな装置がないので、中学1年でエタノールの蒸留をするときと同じ、直接蒸留法でしょうのうを取り出せるかやってみました。

 クスノキの葉約20gと水80mLを小さく切って丸底フラスコにぶちこみます。

小さく切る代わりにミキサーにかけるのもOKです。

で、左の写真のように蒸留してみると、フラスコの中の水に色がついてきました。

 試験管にたまったものを取り出してろ過します。そのろ紙を取り出し、広げて自然乾燥し、残ったものをシャーレに入れ、時計皿でフタをします。シャーレの下からホットプレートであたため、時計皿の上には氷を置いて冷やし昇華によりショウノウを再結晶させます。
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そうするとこんなものが出てきました。樟脳の結晶です。

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