0761 たつのすけリニューアル
この記事は旧ブログで2010-06-13に更新したものを一部改訂したものです。
ここでいう「気象科学館」は気象庁が大手町にあった時代のものです。
気象庁・気象科学館の展示物「たつのすけ」がリニューアルされていました。
以前は青色ベースだったのですが、真っ黒です!
ちなみにさらに過去のたつのすけの姿はここで見られます。
で、別に黒く染めただけではありません。
スイッチが下に3つそろった!改良した人GoodJob!
今までは換気扇のスイッチが上についていて、来館者だけで操作するとき、気づきにくかったんだよね。気づいても小さい子だと届かないし…。
そうだ。以前もちょっと扱いましたが、竜巻発生装置「たつのすけ」の原理を説明します。
竜巻には「上昇気流」と「回転流」が必要です。これをたつのすけでは、下からは加湿器で湯気を出し、上から換気扇で引っ張って「上昇気流」にしています。一方、4本の柱にはそれぞれ別の方向に穴が開いています。ということで、旧・新装置の柱を見てみましょう。
4本の柱の穴の位置は下の図のようになっており回転流を作っています。これで、人工的に竜巻を起こしているのです。
で、実際にスイッチを入れるとわかるのですが、省エネのためか電球照明から、LED照明に変わりました。しかも色が変わるやつ…。
これについては、キレイな色でエンターテイメント性が高まるという肯定的な意見と、自然を自然のままに見せていないという否定的な意見の両方が考えられそうです。
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