0842 エルステッドの実験
デンマークの物理学者、ハンス・クリスティアン・エルステッド(1777~1851)は、別の実験の準備をしていたときに、導線に電流が流れると近くにあった方位磁針が動いたことに気づきました。
で、さっそく実験。南北にエナメル線をおき、さらに方位磁針を2個置きます。
これを上からデジカメで取ったものが下の画像です。
この画像で、上の方位磁針はエナメル線の上に方位磁針を置いていますが、下はエナメル線の下に方位磁針を置いています。
エナメル線に電流を南から北(画像で言えば下から上)に電流を流してみましょう。すると…
導線の手前側では左から右に、導線の奥側では右から左の向きになるように磁界が生じます。
横に並べた右手の画像と比べてみてください。
では、電流の向きを逆にしてみましょう。
すると針の傾いた方向はさっきと逆になりましたとさ。めでたしめでたし。何が?
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません