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0173 ESCP実験器「地球儀」

理科室前の廊下の戸棚を整理していたら、ESCP実験器 「地球儀」の箱がいくつか。

用語解説「ESCP」

 冷戦下の宇宙開発でソ連に先を越されたアメリカ政府は、宇宙開発競争で再び優位に立とうと、科学研究や科学教育を強化した。その結果、科学教育の現代化運動ということで、PSSC物理、CHEMS化学、CBA化学、BSCS生物やESCP地学など様々な科学教育プログラムが生まれた。

 その一つ、ESCPとはEarth Science Curriculum Project の略で、1963年アメリカ地質協会AGIが中心となり開発した、形式陶冶(今の教育でよく言われる「思考・表現」←→実質陶冶(知識・技能))を重視した中学地学プログラムである。

 くれぐれもエスエス製薬のドリンクのことではない。

「地球儀」の箱。島津なのね。
 
北半球と南半球に分かれて入っていて、組み立てることができます。
   

半球の切り口のところに挟む板。片面は角度が描かれていて、もう片面は、地球内部の構造が描かれています。
 

地球が転がらないように支える台。

どういう実験に使うのか、説明書はありませんでした。数もそろっていないこともあり残念ながら廃棄しました。

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