1371 新しい中学理科(清水書院・昭和36年発行)

 清水書院の「新しい中学理科」1・3  なぜか2年生がありませんでした…。見つかったら追加でアップします。
 清水書院といえば、現在、中学社会、高校地歴・公民の教科書を出版しているところです。でも、かつては理科の教科書も出版していたのですね。

発行は昭和36年6月で、昭和33年告示の学習指導要領のものです。指導要領ではA 第1分野、B 第2分野とありますが、教科書では目次に「A」とあって第1分野の単元の内容が並び、「B」とあって第2分野の単元が並んでいます。  209+20(1年)/290+7(3年)ページ 130円(1,3年とも)

巻末に「理科の手引き」というページがあり、1年生は「計器のあつかいかた」「加熱用具のあつかいかた」「ガラスざいくのしかた」「顕微鏡のあつかいかた」「生物採集と標本のつくり方」「岩石・鉱物の採集と整理のしかた」「おもな鉱物」とありました。「目盛りは、1目盛の10分の1までを目測でよむ。」という例のルールも載っていました。もうこの時代ですでにデファクトスタンダードの地位を確立していたのですね。
3年生の方は「科学史年表」だけでした。

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