※旧ブログで2022-11-19に更新した記事を移植しました。
かつて国民的ワープロソフトと言われていたジャストシステムの「一太郎」。
私のパソコンデビューは大学からでした。当時、平成に入ったばっかりのころ、パソコンのワープロソフトといえば、「一太郎」の他にも「松」とか「P1.exe」とかもありましたね。P1.exeのアナログ時計が好きだったけど…。パソコンではなく、「書院(シャープ)」「Rupo(東芝)」「書院(NEC)」「文豪」「OASYS(富士通)」のようなワープロ専用機も台頭していました。
とはいえ、一太郎なら「国民的ワープロ」と言われているだけあって、大学でも、バイト先の塾でもどこにでもあり、フロッピーディスク(5インチから3.5インチへ移行しつつある時代でした)が1枚あれば、データが使えて便利でした。その頃はVer.4が発売していたものの、当時はソフトウエアは高価で、普通に使えるということでまだまだ使えるということでVer.3が主流でした。
その後教員になっても、一太郎にはお世話になっていました。
また、2004年には、ジャストシステムの中学校向け学習・授業支援ソフト「ジャストジャンプ2」の実践事例集の執筆にも関わらせていただきました。このときは「化学反応式は図でわかる」「身の回りの植物分布」と理科ネタだけでなく、社会「米はどこでとれる?」、英語「What is this?」と手がけ、
こっそりミミちゃんも登場させたりして。

2007年のジャストジャンプ3の実践事例集は英語「What is this?」以外の3本が再利用されました。
ジャストジャンプ2の完成パーティーで、くじ引きかビンゴかで当てたのが、こちら「一太郎2004&花子2004 スペシャルパック for Windows」。なんとジャストシステムの創業者夫婦、浮川和宣さんと初子さんの直筆サイン入り!
それがこの度理科準備室の本棚を整理したら出てきました。

非売品・評価版ですが、普通に使えました。



さて、一太郎は、縦書きが使いやすかったり、漢字の学年配当に合わせてフリガナを触れる機能などもあり、学校では根強い人気を誇っていましたものの、このころすでに世間ではWordの進出によりだんだんと一太郎離れが加速していきます。「ジャ○トシス○ムから仕事依頼のメールが来た。添付されてたのが…」はさすがにネタですが、ジャストシステムの方が、プレゼンファイルに「はっぴょう名人」を使わず、素直にパワポを使っていたのは事実です…。
2021年に農水省で「一太郎禁止令」が出たというニュースがありましたが、それ以前にも、どこかの官庁か学校でワードで統一しようと一太郎禁止令が出たという話は何度か聞いたことがあります。で、その通達がメールに添付されてきたのはいいのですが、その添付ファイルが.jtdファイルだったという笑い話があります。(jtdは一太郎ファイルの拡張子)
今、学校では一太郎は国語の先生方は重宝されているものの、学校では若手中心にWordを使う先生が増えてきて、一太郎は戦線縮小中。私自身、データの互換性を考えて、ワードへの移行が進みつつあります。スキャネットのデジらく採点2って、答案用紙がWordしか対応してないんだよな~。ついに先日更新した自宅のパソコンには、一太郎ビューアで済ますつもりだし。
勝手に変な連番をしたり、罫線が言うことをきかないWordなんかよりも、性能も使い勝手もよいのですが、いかんせんWord勢とデータの互換性がなく、他の人とのやり取りも考えたうえで、どちらかに統一するならば、Wordにせざるを得ないだよな~。
尊敬もあったし、感謝もあった… しかし全ては昔話だ…
(久部緑郎・河合単「らーめん再遊記」・52話より)
さようなら、一太郎…

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