東京メトロ大手町駅の東西線と丸ノ内線を結ぶ連絡通路にあるOOTEMORIでは、毎日昼頃に虹が射し込むようです。
この「OOTEMORIの虹」がどうやってできるのか、科学的に探究してみましょう。
虹は、地上にあるガラスの外壁からかかっています。
今回はそのガラスの外壁をビルの外側から見てみました。地図を見ると外壁は東南東を向いています。
ガラスはビルの外壁だけでなく、それと垂直にガラス板があります。そして虹は垂直にあるガラス板の先端から出ています。
外壁に対して垂直になっているガラスの先端部です。ガラスが斜めになっています。
11時半ごろ、ほぼ太陽は南側からあたります。東南東に面した外壁に垂直なガラスの先端が、プリズムとなって、ビル内に入り込んでいるわけです。丸ノ内線側が赤、東西線側が紫になっています。
ここまで計算してデザインした設計者、すげー!
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