津波と普通の波ってどのように違うのだろうか?
それがわかるのが気象科学館に新しく入った機械「津波シミュレータ」です。
これがその全貌。
この装置を向かって左側から説明していきましょう。
左側の隠れた部分。実は中に大きな板があり、この板が小刻みに動くと波浪、ゆっくり大きな幅で往復すると津波になります。

海の部分。右下の「水の動き観察ポイント」は上から球が深さを変えて3個つるされているのですが、波浪(普通の波)と津波では、この球の動き方が違うのです。
スイッチ。解説ビデオと、「波浪」「津波」「津波(大)」が選べます。
スイッチのあたりの水槽に船が浮いています。けなげに、何度津波に遭おうとも決して沈まず、逆さにもならず、そして糸などで固定していないのに、その位置はほとんど変わりません。

陸地。この街並みがどうなっていくのでしょうか。
AとBの2ヶ所にはカメラが設置されています。さらに右側にのぞき穴もあります。



で、この装置を使って波浪と津波はどう違うとわかるのか。
動画で比較していきましょう。
沿岸の様子(上:波浪、下:津波)
海にある球の動き(上:波浪、下:津波)
海にある球の動き(上:波浪、下:津波)
海に浮かぶ船のようす(上:波浪、下:津波)
そして、陸地側から見ると…(上:波浪、下:津波)
気象庁のサイトの「波浪と津波の違いは何ですか?」にも詳しい解説がなされています。


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