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0624 【動物の体のつくりと働き13】刺激と反応1 感覚器官

「五感で体験する」とか「五感を研ぎ澄ます」とか言ったりしますが、五感とは何でしょう。
五つの感覚ですね。その五つは何でしょう。すべて「●覚」という言い方をします。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚ですね。

例えば視覚は、目で光を受け取っています。この「目」が感覚器官、「光」が刺激となります。では、残りの4つの感覚の感覚器官と刺激は何でしょうか。

感覚  感覚器官  刺激
視覚   目      光
聴覚   耳      音
嗅覚   鼻     におい
味覚   舌      味
触覚  皮膚     温度、圧力

触覚はちょっと難しかったかもしれません。熱い、冷たいの温度の他、押されることによる圧力、もう少し細かく言うと何かに触れているとか、痛く感じるというのもあります。触覚の他、温覚、冷覚、圧覚、痛覚なんて細かく言い出すこともできますが、それをやり出すときりがありませんし、中学校の範疇を越えてしまいます。

さて、このように違った種類の刺激を受け取るわけですから、それぞれの感覚器官のつくりが違うのは当然です。
なので、いきなり目のつくり、耳のつくりなどを詳しく見て、刺激の伝わり方を見ていくと、共通点が見えにくい、ひいては全体像の理解がしにくくなりますので、先に共通点に触れておきます。

感覚器官では刺激を受け取り、その中にある感覚細胞で、刺激を電気的な信号に変換し、それを神経を通じて脳に伝えていきます。で、脳ではその信号を受け取り「ものが見える」だとか「音が聞こえる」だとかの感覚となるのです。

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