さて、授業をしていて思いついたネタ。
瞳孔が大きくなったり小さくなったりするのは、虹彩が伸び縮みをしているからなのですが、この、瞳孔と虹彩の関係が生徒にはどうもイメージしにくいようです。よく「カメラの絞り」に例えられますが、もはやデジカメさえも使ったことがなく、スマホで撮るような今時の中学生は、カメラの絞り?そんなもの知りません。
イラストACを加工
つまり瞳孔は単なる穴(孔)なので、穴そのものが大きくなったり小さくなったりしているのではなく、穴の周りにある虹彩が大きくなれば穴(瞳孔)は小さくなり、虹彩が小さくなれば瞳孔は大きくなるということを言いたい。
それであれを思い出したのです。孔といえば、あれですよ。
気孔と孔辺細胞。
瞳孔と気孔の孔同士が対応して、その大きさを調整する虹彩と孔辺細胞が対応します。
気孔は孔辺細胞の形が変わることで大きさが変わることはみっちりやっていますから。これでイメージさせるとばっちりです。
しかし、そこで私はおそろしいことに気づいたのです…
こうへんさいぼう(孔辺細胞) 略すと こうさい(虹彩) !
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