0794 【電流05】 回路と電流・電圧(5) 直列回路を流れる電流

図のような豆電球を2個、直列につないだ回路では、A,B,C各地点の電流の大きさはどうなっているだろうか。

これも、実際に実験してみればいいのですが、前回の話がきちんとわかっていれば、自信をもって予想できると思います。
電流は、回路を流れているうちに減ったりなんかしません。
よって AもBもCも同じ大きさの電流が流れます。以上。

おまけ。電流は英語で current ですが、電流を記号で表すとき、intensity(強度)の頭文字である I を斜体で使います。これはどうもオームが「オームの法則」を発見したときの論文か何かで電流の記号をIで書いたことが由来のようです。

で、例えばA地点を通る電流、B地点を通る電流というときには、I A 、I Bというふうに表すことが一般的です。ここでAやBは下付の立体で表します。
したがって「AもBもCも同じ大きさの電流が流れる」ということを式で表すとこんなふうに書けます。
I AI BI C