0150 OLYMPUS 8×25 WPⅡ

2023年3月12日

 前々から、フィールドで遊ぶのに自分用の双眼鏡が1台あってもいいかな、と思っていたのですが、ちょうどバードウオッチング入門する機会があったので、まじめに購入を検討してみました、
 予算は税込み9000円以内で、バードウオッチングだけじゃなくて、フィールドで使えるような初心者向けの双眼鏡でいいのないかなと。

 まず最初に飛びつきそうになったのが、動画撮影可能な双眼鏡。静止画や動画撮影可というのもブロガーのはしくれとしては双眼鏡で見たものをそのままブログネタにできるなと魅力的ではあるのです。しかも予算内であるのですが、気になったのが光学機器のメーカーとしてはあまり聞かないところ。信じていいのか?
 というのもデジタル顕微鏡で微妙な思いをしているのですよ。普通の光学顕微鏡とそれほど変わらない、むしろ安めの値段で知らない海外の会社のデジタル顕微鏡を見つけたので、学校で導入したのですが、最初の数年間はよかったのですが、そのうち鏡筒やステージなどの顕微鏡としての機械的な部分に不具合があるものが続出して、買って10年もしないのに、もう半分以上がお蔵入りだったりします。普通の光学顕微鏡なら、丁寧にメンテすれば10年なんて余裕なのに…
 ということでNikonとかOlympusとかVixenとかがもう少し高い価格帯でもいいので出していれば検討の候補に入れたのですが、そのあたりの大手メーカーが出していないということから、これらの撮影・録画可能な双眼鏡に対しては「そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。」とエーミールのごとく察しました。
 あるサイトでズーム機能は像が悪化するので有名メーカーが開発をあきらめたくらいだから、ズーム機能のついた双眼鏡は絶対に買ってはいけない!という内容がありましたが、ニコンやビクセンからズーム付きの双眼鏡、出てるよね?あれもダメなのかな?

 カメラ付をあきらめて、倍率が高くなると手振れがひどくなるし、視野が狭くなるので倍率は高すぎるとよくないということも学び、ネットで評判も調べながら選んだのがOLYMPUS 8×25 WPⅡ。

 安くても9000円くらいするな…と思ったら、7999円のところを見つけた!
 この価格を見つけたのは2022年12月のことで、2023年3月現在では安くても送料無料なら9000円前後からです…。

 てなわけで早速購入。

OLYMPUS 双眼鏡 8×25 小型軽量 防水 グリーン 8X25WP II GRN

新品価格
¥8,918から
(2023/3/12 23:53時点)

箱を開けたらストラップとカバーがありました。

これが双眼鏡です。上から見るとビデオカメラみたい。

接眼レンズ側。キャップをなくす自信がある!

視度調整リング
 左右の目で視力が違う場合に、これで調節します。

横から見た図。戦車みたいですね。

地味に最大の難関がストラップ。どう取り付けたらいいのかが取扱説明書にも書いていない。知恵を絞ったあげく、左右ともこんな風に取り付けてみました。

 で、こいつを使って、隅田川でバードウオッチング入門などをしてみました。冬の川は森みたいに生い茂っていないし、それなりに大きい鳥が観察できるから、初心者向けなのだそうです。ということでユリカモメとマガモ。(これはデジカメで撮ったものです)

 ピント合わせも簡単で、おお、近くにはっきりと見える!と双眼鏡をもって感動しまりました。やっぱり双眼鏡すごいわ。
 だからこそこうなるのですが、肉眼では難しく、双眼鏡でやっと見つけられるような小さなあるいは遠いものは、改めて手持ちのデジカメで撮影しようとしても小さくて、ズームで撮影してもぶれるだけで、双眼鏡でみた感動の映像のようにはいきません。
 やっぱり撮影機能つきのものがよかったかなとも思う一方で、いやしかしこの双眼鏡ほどはっきりみえなかったり、買った直後は使えても何年も使えないのでは…と思いなおしたり、なかなか悩ましいところです。
 もっとも、それ以上に寒い屋外にずっといると風邪をひきそうなので、自分の中でバードウオッチングは花や街化石や古い建築物のポジションにはいまのところならないかな~と感じています。