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1297 考える 生きもの分類カードゲーム

 中学校1年生の理科でやる「生物の特徴と分類の仕方」につながる、対象年齢5歳以上のカードゲームがあります。

 それがこれ。くもん出版の 考える 生きもの分類カードゲーム やっててよかった公文式。

くもん出版(KUMON PUBLISHING) 考える生きもの分類カードゲーム 知育玩具 おもちゃ 5歳以上 KUMON

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 ということで購入して早速箱を開けようとしたら、開け方が難度高い。5歳児には破かずに開けるのは難しいんじゃないかと。

 そして、このカードの特筆すべきところは、生物の背骨の有無や体温、生まれ方や呼吸、表皮と、おさえておきたい特徴を網羅しているところ。中学校学習指導要領に準拠してるじゃん。さすが対象年齢5歳以上。ここには中学生のような大きなお友達も含まれるわけですね。授業で、中学生相手に「対象年齢5歳以上だから君たちにピッタリ!」と煽るのも面白かったんだけど、令和の中学生は「そうだよね、うんうん」と素直に迎合してくるのでかえって困るw
 それはともかく、おさえておきたい観点ごとの特徴が示されているため、このカードの生物を特徴で分類しようとしたときに「この生物の呼吸方法は肺でいいのかな?」「こいつは背骨あるのかな?」ということが起こらない至れり尽くせりの仕様で、この点は100均で売ってる動物のカード(かるた)と一線を画しています。

で、動物も地味にマニアックなのを用意していて、たとえば哺乳類のカードが何枚かあるのですが、その中に卵生のカモノハシを入れておいて、哺乳類の特徴の一つが胎生であるとまとめようとするときに、例外として立ちはだかってくれるわけです。

鳥類。さりげなく陸にすむ生物は下部が緑色、水中にすむのは水色で両方は半分ずつなのね。

マツカサトカゲって爬虫類でも胎生だったんだ~。勉強になるなぁ。

メキシコサンショウウオは「えら呼吸」、リングアシナシイモリは「肺、皮膚呼吸」。君たちは本当に両生類なのかい?

そんなわけで魚類が肺呼吸したり胎生だったりしても、もはや驚きもしません。ん-、多様性。

あ、もちろん無脊椎動物も忘れてはいませんよ。

カードゲームというだけあってゲームのやり方もついていましたが、授業中にゲームまでやる時間はないだろうな…。

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