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1368 もんたメソッド

 すでに絶版になった「中学理科ミニネタ&コツ101」の101個目の次、最後の「おまけ」のミニネタに「理科の授業 どうせやるなら…?」というのがあります。

中学校初めての理科の授業で

理科の授業 どうせやるなら (    )やろう

の空欄に入る言葉を考えるという活動をしています。で、その場で一人一人答えてもらって、教師の和私が肯定的なコメントをする…という笑点の大喜利のような流れです。

が、2020年はコロナの影響で動画を配信するタイプの遠隔授業です。その場でこたえてもらって、その場でコメントする、というわけにはいきません。

ただ、Moodleというシステムがあるおかげで生徒から答えを送ってもらうことはできる。
なので、初回の授業で問いを投げかけ、生徒から答えを送ってもらい、2回目の授業でみんなからの回答を紹介する。視聴者参加番組のような感じで行くことにしました。

するとみんなの答えを紹介するときにこんな感じで、肝心のワードを隠す、もんたメソッドを採用しました。

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違う、そうじゃない。

「もんたメソッド」とは、みのもんたが「午後は○○おもいッきりテレビ」で多用した、フリップに書かれた文章の一部分を最初は隠しておいて、説明する時にめくるという手法です。その「みのもんたのフリップ」を、パワーポイントのファイルに再現したのが「もんたメソッド」です。

 2005年から2006年あたりに斬新なプレゼンの手法「メソッド」が流行したときに、「高橋メソッド」「綾瀬メソッド」などのメソッドとともに、登場し有名になりました。綾瀬メソッドについては過去にも検討しましたね。

 聴衆に、付箋で隠されているところには何が書かれているんだろう?と見る側の興味を引き付けやすいのが大きな特徴です。そのため、クイズの正解や、確定している事実を注目させるのにうってつけです。(逆にそれ以外の正解を認めない、的なプレッシャーを与える「結論ありき」な手法でもあります。もっというとカリスマ的に信頼されているプレゼンターが、聴衆にあるもの(具体的な物ではなく、抽象的なたとえば思想でもいい)を唯一絶対的に勧めたい、もしくは拒絶させたいときに使うと、非常に効果的なメソッドだというのは歴史が証明していますね。)
 一方、もんたメソッドには、「ハンドアウトにすると、重要なところが全て付箋で隠れてしまう」ことが欠点とされていますが、私は逆に、その欠点を、授業で使うなら「穴埋め形式になっているので、大切なところは自分で書いて定着しやすくなる」という工夫として活用しています。

 で、そのパワーポイントファイルを作りました。右下がめくれたオートシェイプ「メモ」を付箋紙にして、右下からはがした感じになるように「ストリップ」というアニメーションを採用しております。
参考:陽のあたらない美術館 ←ありがとうございました。ありがとうございました。大事なことなので二度いいましたよ

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もんたメソッドでつくった「理科の授業どうせやるなら」パワポファイルはこちらからダウンロードできます
自由に改変可ですので授業やプレゼンにお使いください。

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