1855 中学理科で解ける 共通テスト2025 地学編

ラストは地学です。

地学

第1問

問1 光(電磁波)の強度を波長によって分けたスペクトルにより天体の物理・化学的な性質を詳しく探ることができる。その観測装置は分光器と呼ばれ基本的なものとしてはプリズムを用いた分光器がある。次の図1のように恒星の 光をスリットとプリズムを通してスクリーンにスペクトルとして投影する。 端A側から端B側へ投影される順序として最も適当なものを後の①~④のうちからーつ選べ。ただしプリズムを通るときに光の波長が短いほど屈折する角度は大きい。

 もうこれ、虹のイメージで再現できないかな。つまり端A側が虹の曲線の外側である赤。端Bが内側の紫と。それでもう選択肢が1つに絞れてしまう。   ③ 4点

第2問

問3 次の図1はある深さで発生した地震のP波の伝わり方とその走時曲線で ある,走時曲線から推定されるこの地域のP波の速度(km/秒)と震源の深さ(km)の組合せとして最も適当なものを後の①~④のうちから一つ選べ。
ただしこの地域は平坦で、P波の速度は一定である。また計算に必要であれば√2=1.4を用いよ。

P波の速度をvとすると震央距離10km,15km,20kmの観測点における震源からの距離はそれぞれ3.6v、4.2v、5vとなる。


さらに震源の深さをdとすると震源、震央、観測点を結ぶ直角三角形の三平方の定理より、
+10=(3.6v)  …(1)
+15=(4.2v)  …(2)
+20=(5v)   …(3)
(1)~(3)のうちどれでも好きな2つから連立方程式としてdとvを求めると
 v=25  d=225  となるので v=5,d=15  ② 3点


② 3点 

第4問

問1 高校生のメテオさんは、ゴールデンウィークに新幹線に乗って旅行した。出発時にアメダスの観測データを見たところ、出発地の風向は南南西、気温は20℃で、到着地では北北西、14℃だった。次の図1は出発時の地上天気図であり、地点A~Fは新幹線の駅を示す。メテオさんの出発地と到着地として最も適当なものを後の①~⑥のうちから一つ選べ。

風向が南南西から北北西へ、さらに気温が下がったことから、出発地から到着地へ移動する間に寒冷前線の暖気側から寒気側へ移動したことがわかる。  ③ 4点

問3 ゴールデンウィークの旅行から帰ったメテオさんは、新たな旅行の計画を始めた。ある候補地について調べたところ、今の気温は20℃、相対湿度は 50%であり、夏と冬の平均気温はそれぞれ30℃と10℃であった。夏と冬の水蒸気量が今と変わらない場合、平均気温に対する相対湿度はそれぞれ約何%になるか。次の表1を参照し夏と冬の相対湿度の組合せとして最も適当なものを後の①~④のうちから一つ選べ。

気温は20℃、相対湿度は 50%だと、水蒸気量は17.3×0.5=8.7
夏の相対湿度は 8.7/30.4*100=28.6% ⇒ 30%くらい
冬の相対湿度は 8.7/ 9.4*100=92.6% ⇒ 90%くらい     ④ 3点

3点問題がちょっとめんどくさくて4点問題が瞬殺でできるのはなぜなんだぜ?

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