前回の実験では、葉の裏側の方が表側よりも蒸散量が多い、ということがわかりました。それはどうやら葉の表と裏の気孔の数に違いがあると考えられます。ということで、アジサイの葉の表と裏を観察して、気孔を探してみましょう。
ここで、前の実験でアジサイの茎を試験管に入れるために切ってしまった葉を使います。
そして、ここで使うのが100均で買った無色のマニキュア。
葉に塗ると、1分以内に乾きました。
そこにセロハンテープをはります。
セロハンテープをはがすと、固まったマニキュアが!
こいつを、顕微鏡で観察してみようってわけです。
葉の表側。気孔がありません。
なお、アジサイの他にもコリウス、ポインセティア、キヅタの仲間、カシやマツの仲間なども表側には気孔がありません。

葉の裏側。たくさん気孔が見られますね。

これは鈴木式万能顕微印画法(Suzuki’s Universal Micro Printing)、略してスンプ法というやり方です。もともとはセルロイド製のスンプ板とスンプ液(有機溶剤)を使用していましたが、最近では、より手軽かつ安価なため、マニキュアのほか液体ばんそうこうや、木工用ボンドなどが使われています。
2025/8/8 アジサイの葉のスンプ法で撮ったいい感じの写真を追加
表面

裏面



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