さて、観測者から見た星座の星の動き方はわかりました。
が、太陽の日周運動のときに出てきましたが、観測者のいる地球は自転している、動いています。
とすると、この前やった考え方でいけば
・自転している地球にいる観測者には、自分が止まっていて、星座の星が東から西へ動いているように見える
・星座の星が止まっていて 観測者(の乗っている地球)が西から東へ動いている
ということになるのです。
図で書くとこんな感じです。球の中心に地球があり、ほかの星はすべて半径無限大の球の表面に固定されているものとします。
このような球を天球といいます。
天球を地球になぞらえて北極、南極、赤道にあたるところをそれぞれ、「天の北極」「天の南極」「天の赤道」といいます。
うまく星の動き方を地球の自転と関連付けて説明することができるようにしておきましょう。
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