1648 夢・化学-21 わくわく理科・実験教室「身近な水を使って」(2012/1/15)

上野の国立科学博物館でやっている、月に1回、「夢・化学－21」わくわく理科・実験教室というのをやっています。小学1～4年生とその保護者の方32組を対象に、45分の実習を入れ替え制で１日２回行います。

このパターンは今年度で4年目。過去には以下のテーマで実験講座を担当しました。
2008年９月６日　意外に大きい空気の力
2009年８月15日　感熱紙で遊ぼう
2011年１月15日　おっと！驚く　音の実験

さて、今回、2012年１月15日にやったテーマは

「身近な水を使って」
私たちは、毎日、水に囲まれて生活しています。水を飲み、手を洗い、お風呂に入ります。川や海があり、雨も降ります。そんな身近な水ですが、意外に知らないこと、不思議に思うことが隠されているのです。いくつかの実験や工作をして調べてみましょう。

ということで、やることは、一昨年に練馬区でやった、こども実験教室「身近な水を調べてみよう」のショートバージョン。向こうは２時間だったが、こちらは45分。そこで

１　アメンボが浮く水、沈む水
２　水笛づくり
　
の２テーマに絞って実験する計画でした。

ところがっ！
昨日到着しているはずの実験器具が届いていない！
昨日，宅配便の受け入れができなかったとかなんとかいうことらしいですが、んなことはどうでもいい。どうすんだこれ。今からもって来るみたいだけれど…。

もうすぐ１回目の実験教室が始まる。荷物は届かないけど子どもは外で並んでいる。
とりあえず，アメンボの実験は今日もってきたモ－ルと，科博にあるトレイやハサミで実験ができる。それで時間を稼ぎながら,荷物の到着を待とう…。

まだ来ない。水についてのお話を増やして、万一モールが入手できなかったときのために用意した、地球の水や空気を1ヶ所に集めたポスターも見せてみよう・・・。

結局荷物は１回目の時には間に合わず、水笛づくりはできませんでした。１回目の参加者の皆さん、ごめんなさい！

ただ，最後に残って「荷物が届いていたら,どんな実験をしたんですか」と聞きに来てくださった保護者の方に答えているときにちょうど荷物が届いたので，その方のお子様には「水笛づくり」も滑り込みで作っていただくことができました。

もちろん２回目は，２つとも参加した皆さんに実験をすることができました。
それにしても，非常に手に汗握る実験教室でした。

モールを探して三千里

さて今回の実験教室でやった実験の道具にの一つに、毛糸の中に針金が入っているようなモールがあります。しかし、これが意外に売っていませんでした。実験教室の１週間くらい前からあちこち探しているのですが、売っている店がなかなか見つかりません。

通販は、売ってはいるけれど、送料が高い。
定形の封筒に入れて80円で送ることのできるはずの157円のものを買って、宅配便送料が525円とか理不尽すぎる。メール便対応してくれ～！

手芸用品店って、意外にないんですね。
大規模なスーパーにも手芸用品売り場がなかなかない。
ショッピングモールといいながら、手芸用品店がなく、モールを扱っていない。
日本橋高●屋の手芸用品売り場でも扱っていない。

売っている店が見つからないまま一日一日と過ぎ(もちろん学校の仕事もありますし)、実験教室の当日が近づいてきました。気がつけば、通販を利用しようにも、通販のもう一つの欠点、注文から入手まで早くても２～３日かかるため、

ここならあるだろうと前日の夜に滑り込んだのがユザワヤ。
お店のサイトを見て銀座店がモールを扱っていることをきちんと確認して、仕事の後の懇親会を途中で抜けて、電車のって銀座まで行って、閉店間際のニューメルサ銀座5丁目店5階にある銀座店に意気揚々と買いに行ったわけです。
広いフロア全部がユザワヤのようで、わくわくドキドキしながらどこにあるかな～と探検がてら探していたのですが、なかなか見つからない。で、店員さんに聞いてみたら
「当店では取り扱っておりません」
これが実験教室の前日の夜８時頃。つまり今からは別の店はあたれない。

実はこの日も、翌日(実験教室当日)も別の仕事がある。さすがに翌日は11時頃に切り上げるとして、どこか別の見せはないか。それも時間的に間に合う範囲で。

そこで浮上したのがユザワヤ・錦糸町店。

当日は10時から別の夕方まであるはずの仕事。それを1時間で抜け出して、開店直後のユザワヤの錦糸町店に電話をかけて、モールの在庫を確認。あると言うことだったので、錦糸町へ急行。
また広い店の中でモールを探していたけれど、なかなか見つからず、店員さんに聞いてやっと発見！